【2025年最新】おすすめのMAツール7選|特徴・機能・メリット・注意点を解説
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- MA
2025.01.06
2025.01.19
自社のマーケティング力を強化したい。
マーケティングオートメーション(MA)を進めたい。
でも、どのMAツールを選ぶべきかが分からない。
そんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、MAツールの基本知識や活用メリットを解説しながら、2025年のおすすめツールを詳しく紹介します。
これを読めば、企業のマーケティング活動を一段と向上させるための最適なツールが見つかるはず!
こんな方におすすめ
- マーケティングチームの業務効率化を目指している方
- 見込み顧客の育成に課題を感じている方
- MAツールの導入を検討している方
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MAツールとは
マーケティングオートメーション(MA)ツールとは、マーケティング活動を効率化・自動化するためのツールです。
MAツールを活用すると、見込み顧客(リード)の獲得から育成、購買意欲の判別、さらに効果分析まで行い、データを一元管理することができます。
これまで手動で対応していたEメール配信の自動化やサイトのアクセス解析など、マーケティングチームの業務負担を軽減し、CRM(顧客管理)ツールと連携することで、他部署との情報共有をスムーズにするなどその役割は多岐に渡ります。
MAツールの主な機能
MAツールの主な機能は、以下が挙げられます。
- 見込み顧客の獲得(リードジェネレーション)
- 購買意欲の低い見込み顧客の育成(リードナーチャリング)
- 購買意欲の高い見込み顧客の選別(リードクオリフィケーション)
以下で詳しく解説します。
見込み顧客の創出(リードジェネレーション)
MAツールは、「自社の製品・サービスを購買してくれる見込み顧客(リード)を創る」ための活動を強化してくれるさまざまな機能があります。
◆「見込み顧客の創出」のための主なマーケティング活動(※オンライン)
・自社開催セミナーや外部との共催セミナーの開催
・サービスサイトの運営
・ブログの運営
・Eメール配信
・SNS運用
・広告運用 など
◆強化してくれるMAツールの機能
・フォーム作成とデータ収集機能
・コンテンツ作成機能(ランディングページ、サイト、ブログ、Eメールなど)
・キャンペーン管理機能(各種広告やSNSなど)
このように、各機能を複合的に活用し、潜在顧客を集めるサポートをします。
購買意欲の低い見込み顧客の育成(リードナーチャリング)
MAツールは、「購買意欲がまだ高くない見込み顧客に対して、適切な情報提供や関係構築を行い、徐々に購買意欲を高める」ための活動を強化してくれる機能もあります。
◆「購買意欲の低い見込み顧客の育成」のための主なマーケティング活動
・見込み顧客に合わせた教育コンテンツの提供(ホワイトペーパーやケーススタディなど)
・定期的なメール配信(ニュースレターやお役立ち動画など)
・ウェビナーやオンラインイベントへの誘導
・個別の行動履歴に基づくパーソナライズした情報提供
・SNSでの関係構築
◆強化してくれるMAツールの機能
・Eメール配信機能
・パーソナライゼーション機能
・コンテンツトラッキング機能
・ウェビナー管理機能
・ワークフロー自動化機能
個別の関心やニーズに合わせた育成活動を自動化・最適化し、購買意欲を引き出すための効率的なリードナーチャリングをサポートしてくれる機能が豊富です。
購買意欲の高い見込み顧客の抽出(リードクオリフィケーション)
そして、「購買意欲が高い見込み顧客を抽出し、営業チームに渡すことで商談の効率を高める」ための活動を支援してくれる機能もあります。
◆「購買意欲の高い見込み顧客の抽出」のための主なマーケティング活動
・見込み顧客の行動履歴の分析(サイト訪問やメール開封、資料ダウンロードなど)
・リードスコアリングの実施
・商談優先度の高い顧客リストの作成と
・営業チームへのリード引き渡し
◆強化してくれるMAツールの機能
・見込み顧客のインサイト分析機能
・リードスコアリング機能
・CRM連携機能
「見込み顧客の中でも優先的にアプローチすべきなのは誰か?」をリードスコアリング機能などを用いて選別することで、コンバージョン率の向上と営業効率の向上を同時にサポートします。
MAツールを導入するメリット
このようにマーケティング活動に必要な機能を多く搭載しているMAツールですが、実際に導入するとどのような点でメリットがあるのでしょうか。
主なメリットはこちらです。
- マーケティング業務の工数削減ができる
- パーソナライズドマーケティングの強化ができる
- CRMデータ(顧客情報)とマーケティングデータの連携ができる
- 多様な分析によりPDCAが回しやすくなる
- 営業チームに有効なリードをパスできる
それぞれ解説します。
マーケティング業務の工数削減ができる
MAツールは、日々の反復的なマーケティング作業を自動化します。
例えば、大量のEメール配信では、送信日時を指定したスケジュール配信や特定条件(例:サイト訪問後24時間以内)でのトリガーメール送信が可能です。
また、リード情報のデータ集計や分析も自動化されるため、手作業でスプレッドシートに情報を入力する必要がありません。
結果的に、マーケティングチームは労力を戦略的な業務(市場調査、キャンペーン設計など)に集中させることができます。
パーソナライズドマーケティングの強化ができる
MAツールは、顧客の属性データ(年齢、性別、購買履歴)を蓄積し、行動データ(サイト訪問履歴、Eメールの開封・クリック履歴など)をリアルタイムで収集・分析します。
これを活用して、一人ひとりの関心やニーズに合わせたカスタマイズメッセージを配信可能です。
例えば、オンラインショップで「カート放棄」した顧客に対して、「放置された商品に関する割引案内」を自動で送る仕組みを構築することで、購入率を向上させる施策が取れます。
このような細やかなアプローチが可能になるため、顧客体験(CX)の向上にもつながります。
CRMデータ(顧客情報)とマーケティングデータの連携ができる
CRMとMAツールを連携させることで、営業とマーケティングチームがシームレスにデータを共有できます。
たとえば、営業担当がCRMで記録した顧客の問い合わせ履歴や商談情報をMAツールで活用し、個別のニーズに合わせたマーケティングキャンペーンを展開可能です。
さらに、MAツールでリードスコアリング(見込み顧客の優先順位付け)が行われた結果をCRMに同期させることで、営業は「購買意欲が高い」リードに絞って効率的にアプローチできるようになります。
このようなデータの一元管理は、部門間の連携強化に大いに役立ちます。
多様な分析によりPDCAが回しやすくなる
MAツールでは、キャンペーンごとのKPI(例えば、Eメールの開封率、クリック率、コンバージョン率)を簡単に可視化できます。
また、ABテストを容易に実施でき、配信時間やコンテンツの違いによる成果を比較して、最適化につなげることが可能です。
さらに、顧客の行動履歴をトラッキングし、「どのフェーズで離脱しているか」「育成が足りないリードはどこか」を把握することで、次の施策に活かせます。
このような情報を基にPDCAサイクルを効率的に回すことで、マーケティング戦略全体の精度が向上します。
営業チームに有効なリードをパスできる
リードスコアリング機能を使えば、MAツールは見込み顧客の購買意欲をスコアリングし、数多くのリードの中から「温度感の高いリード」を自動で分類します。
例えば、頻繁に商品ページを訪問していて、Eメールを複数回クリックしているといった顧客は「優良リード」と判断されます。このリストを営業チームにリアルタイムで共有することで、営業が効率よくアプローチが可能になります。
また、これにより「興味の薄いリードへのアプローチ」という無駄を削減し、営業活動の成功率が向上します。
おすすめのMAツール7選!
それでは、おすすめのMAツールを7個ピックアップしてご紹介します。
ツール名 | 特徴 | 価格帯 | 機能の充実度 | サポート |
---|---|---|---|---|
HubSpot Marketing Hub | 総合型 | 〇 | ◎ | ◎ |
Marketing Cloud AccountEngagement(旧Pardot) | 総合型 | △ | ◎ | 〇 |
SATORI | 特化型 | ー | ◎ | ◎ |
Adobe Marketo Engage | 総合型 | ? | ◎ | 〇 |
BowNow | 特化型 | ◎ | 〇 | 〇 |
SHANON MARKETING PLATFORM | 特化型 | 〇 | 〇 | 〇 |
List Finder | 特化型 | 〇 | 〇 | 〇 |
HubSpot Marketing Hub(提供:HubSpot Japan株式会社)

HubSpot Marketing Hubは、HubSpot社が提供するMAツールです。
最大の強みは、HubSpot CRMとのシームレスなデータ連携により、見込み顧客の獲得から成約までのデータを一元管理することで、営業・マーケティン・カスタマーサポートの各部門間の連携を強化できる点です。
直感的に操作できるUIがMAツール初心者でも扱いやすく、Eメールマーケティング、広告やSNSキャンペーンの作成・管理・分析、さらにワークフローによる自動化環境の構築など、マーケティング活動に必要な機能を備えています。
無料プランから始められるため、初期投資を抑えたい企業や機能を試しに使用してみたいといった企業にも適しています。
また、高度なターゲティング機能や分析機能も搭載されているため、マーケティング活動をより効果的かつ効率化していきたいといった企業にもマッチしています。
プラン・価格 | ・無料プラン 月額¥0 ・Starterプラン 月額¥2,400(税抜)~ ・Professionalプラン 月額¥106,800(税抜)~ ・Enterpriseプラン 月額¥432,000(税抜)~ |
主な機能 | ・セグメンテーション ・広告管理 ・Eメール配信 ・シナリオメール配信 ・メールテンプレート ・フォーム作成 ・フォーム自動化 ・チャットボット作成・管理 ・CTA作成・管理 ・ABテスト ・パーソナライゼーション ・リードスコアリング ・ウェブサイトトラフィック分析 ・ブログパフォーマンス分析 ・レポートとダッシュボード作成・分析 ・ワークフローによる自動化設定 ・ウェビナー運営 ※LP、ウェブサイト、ブログ記事の作成。管理機能は、「Content Hub」の無料プランまたは有料プランの導入で利用できます。 |
CRM連携 | 〇 (HubSpot CRMとのスムーズな連携が可能) |
参考:
📝HubSpot Marketing Hub|機能一覧
📝HubSpot Marketing Hub|価格表
HubSpotの導入支援サービスはこちら
関連記事
📚HubSpot Marketing Hubとは?特徴・機能・料金・メリットデメリットを徹底解説
Marketing Cloud Account Engagement(提供:株式会社セールスフォース・ドットコム)

Account Engagementは、Salesforce社が提供するBtoBマーケティング特化型のMAツールです。Salesforce CRMとの連携により、各部門間の連携をスムーズに行えます。
また、MAツールですが、LPやウェブサイトページなどのコンテンツ作成機能も搭載されており、CMSのような役割も担っているのも特徴です。
ただし、無料プランはなく、他社のMAツールと比較すると価格帯が高めのため、十分な予算がある企業向けと言えます。
プラン・価格 | ・Growthプラン 月額¥150,000(税抜)~ ・Plusプラン 月額¥330,000(税抜)~ ・Advancedプラン 月額¥528,000(税抜)~ ・Premiumプラン 月額¥1,800,000(税抜)~ |
主な機能 | ・トラッキング(動向追跡機能) ・セグメンテーション ・入力フォーム作成 ・LP作成 ・メール作成 ・シナリオメール作成 ・メールテンプレート ・広告管理とレポート ・ABテスト ・スコアリング |
CRM連携 | 〇 (Salesforceとのスムーズな連携が可能) |
参考:
📝Marketing Cloud Account Engagement|機能一覧
📝Marketing Cloud Account Engagement|価格
SATORI(提供:SATORI株式会社)

SATORIは、SATORI株式会社が提供する国産のMAツールです。
強みはシンプルで初心者でも扱いやすいUI設計にあり、サポート体制が充実しているため初めてMAツールを導入する企業に向いています。
また、見込み顧客が具体的なアクションをとっていない「匿名リード」のデータ管理と活用のための機能が搭載されていることがSATORI独自の特徴です。
低コストで導入できるため、予算が限られている企業にも適しています。
プラン・価格 | ・初期費用 ¥300,000(税抜) ・月額費用 ¥148,000(税抜) |
主な機能 | ・メール配信 ・パーソナライゼーション ・ポップアップ表示 ・自動メール配信 ・プッシュ通知 ・タグ管理 ・キャンペーン作成・管理 ・ダッシュボード ・アクセス企業リスト ・フォーム作成 ・ウェブサイトページ作成 ・セグメンテーション ・スコアリング |
CRM連携 | 〇 |
参考:
📝SATORI|機能一覧
📝SATORI|料金
Adobe Marketo Engage(提供:Adobe Inc.)

Adobe Marketo Engageは、アメリカのAdobe社が提供するMAツールです。
最大の強みは、柔軟性と拡張性の高さ、また営業部門との連携を強化するための「Marketo Sales Insight」という機能が搭載されている点です。
また、Adobe製品群との連携により、クリエイティブ制作とマーケティング機能の連携もスムーズに行うことができます。
ただし、価格は非公開のため、導入を検討する際はまずはHPより導入の相談をしたうえで検討するのが良いでしょう。
プラン・価格 | 非公開 ※HPより導入の相談が可能 |
主な機能 | ・セグメンテーション(AI機能搭載) ・予測オーディエンス ・CRMとのデータ統合 ・Eメール作成 ・イベントとオンラインセミナー管理 ・LP作成 ・フォーム作成 ・広告管理 ・ソーシャルマーケティング管理 ・コンテンツ、Webページのパーソナライゼーション ・ABテスト ・ジャーニー分析 ・リードスコアリング ・カスタムレポート作成 |
CRM連携 | 〇 (Marketo CRMとのスムーズな連携が可能) |
BowNow(提供:クラウドサーカス株式会社)

BowNow(バウナウ)は、クラウドサーカス株式会社が提供するシンプルで使いやすさを重視した国産のMAツールです。
低価格かつ操作が簡単で、MAツール未経験の企業にも適しています。
また、営業活動を支援する機能が充実しており、マーケティング部門だけでなく営業部門でも効果を発揮します。
無料で利用できるフリープランも用意されているので、スモールスタートに適しています。
プラン・価格 | ・フリープラン 月額¥0 ・スタンダードプラン 月額¥36,000(税抜) ・その他用途や目的に応じたプラン 別途要見積 |
主な機能 | ・ユーザーの企業情報分析 ・サイト訪問者アクセスログ解析 ・フォーム作成 ・メール配信 ・ABMテンプレート ・Cookie取得一覧表示 ・アカウント作成無制限 |
CRM連携 | 〇 |
SHANON MARKETING PLATFORM(提供:株式会社シャノン)

SHANON MARKETING PLATFORMは、株式会社シャノンが提供する国産のMAツールです。
特にイベントマーケティングに強みを持っており、オンライン・オフラインに関わらずセミナーや展示会などイベントの管理機能が充実しているため、オンラインとオフライン施策を一元管理できます。
また、業界特化型のカスタマイズが可能で、大規模なイベントを頻繁に実施する企業に適しています。
プラン・価格 | ・セミナープラン ¥60,000(税抜) ・マーケティングプラン ¥120,000(税抜) |
主な機能 | ・リード管理 ・オンライン・オフラインデータ統合 ・セグメンテーション ・LP/WEBフォーム ・マルチチャネルキャンペーン管理 ・メール配信 ・DM配信 ・アンケート ・動画配信管理 ・スコアリング ・シナリオ ・Webパーソナライズ ・Webトラッキング ・シャノン名刺 ・シャノンコネクト ・セミナー管理 |
CRM連携 | 〇 |
参考:
📝SHANON MARKETING PLATFORM|機能一覧
📝SHANON MARKETING PLATFORM|価格
List Finder(提供:株式会社Innovation X Solutions)

List Finderは、株式会社Innovation X Solutionsが提供する国産MAツールです。
「初めてのMAにちょうどいいツール」をコンセプトとし、本当に必要な機能だけに絞ったシンプルな画面設計と低コストで導入できる点が魅力です。
訪問者トラッキングやEメールマーケティング機能、またリードの行動データを可視化するための機能なども充実しています。
サポート面では、専任コンサルタントによる半年間の伴走支援がついており、運用体制を定着させるには力強い味方となってくれます。
プラン・価格 | ・フリープラン 月額¥0 ・ライトプラン 初期費用¥100,000(税抜) 月額¥45,000(税抜) ・スタンダードプラン 初期費用¥100,000(税抜) 月額¥69,000(税抜) ・プレミアムプラン 初期費用¥100,000(税抜) 月額¥92,000(税抜) |
主な機能 | ・フォーム作成 ・メール配信 ・アクセス解析 ・PDF閲覧解析 ・セミナー管理 ・スコアリング ・優先リード通知 |
CRM連携 | 〇 |
参考:
📝List Finder|機能一覧
📝List Finder|価格
MAツールを選ぶ際の注意点
MAツールはただ知名度や機能だけで選べば良いという訳ではありません。
以下では、MAツールを選ぶ際の注意点を紹介します。検討時の参考にしてみてください。
目的を明確にする
まず、MAツールを選ぶ前に、自社が解決したい課題や実現したい目標を明確にしましょう。
目的が曖昧なままMAツールを検討・導入してしまうと、期待する成果が得られないままコストだけをかけるという状況に陥ってしまう可能性があります。
例えば、以下のように課題に合わせて適切なツールを選んでみましょう。
- 見込み顧客を育成し、購入意欲を高めたい
→ リードナーチャリングに特化したMAツール - 営業チームとの連携を強化したい
→ CRMとの統合が優れたMAツール
必要な機能の利用難易度を確認する
MAツールは、多機能であるほど操作が複雑になりがちです。
導入後の運用が難しければ、せっかくのツールが活用されない恐れがあります。
そのため、MAツールの以下の面について事前に確認しておきましょう。
- 設定の手軽さ
→ドラッグ&ドロップで簡単に各種操作や設定ができるか - 操作画面の分かりやすさ
→インターフェースが直感的かどうか - サポート体制の有無
→操作方法を学べる資料やトレーニング、ヘルプが提供されているか
導入後に使いこなせずに機能を持て余してしまうといったことがないように、特にITリテラシーが高くないメンバーが利用する場合は、シンプルな操作感が重要です。
CRMとの連携可否を確認する
既存のCRM(顧客管理ツール)との連携が可能かは、MAツール選びで最も重要なポイントの一つです。
もし既存のCRMに対応していない場合は、手動でデータ移行する負担が増える可能性があるため、連携の有無は事前に確認しましょう。
予算に合わせて選定するMAツールの価格帯は非常に幅広いため、予算や自社の規模に合ったプランを選びましょう。
いくつかのMAツールでは「無料トライアル期間」を提供しているものや、期間の定めがない無料プランを提供しているものもあります。
初めてMAツールを導入する場合や、他社のMAツールから移行したいが使用感を確かめたいといった場合には、まずは無料プランや無料トライアルで試していただくのがおすすめです。
また、MAツールによっては年間契約と月額契約の料金体系となっているものもあるため、価格表などで金額や違いを確認しておきましょう。
料金体系はサービスサイトを見ても分かりづらい点があるので、専門家に相談してみるのも良いでしょう。
サポート体制の充実度を確認する
また、導入後にスムーズに運用を開始するためには、ツールのサポート体制が充実していることが重要です。
メールや電話でのサポートにより導入時やトラブル時に迅速な対応が得られるか、オンラインリソース(FAQ、動画チュートリアル、ドキュメント)が充実しているか、カスタマーサポートチームにより導入後の支援をしてくれる専任担当者がいるか、などです。
特に、初めてMAツールを導入する場合は、サポートが手厚いツールを選ぶことで、早期に成果を上げることが期待できます。
サポート自体が有料となる場合もあるので、入念に確認しましょう。
MAツールの活用でマーケティング力向上を成功させるために
いかがでしたか?
MAツールは、見込み顧客の獲得や育成、営業との連携強化など、マーケティングのさまざまな課題を解決するために有効なツールです。
先述したような注意点をもとに具体的な観点から選定することで、自社に最適なMAツールを見つけやすくなりますので、この記事で紹介したツールや注意点を参考に、自社に最適なツールを選び、マーケティング力の強化につなげてみてください。
この記事を監修した人
髙山博樹
ナウビレッジ株式会社 取締役CMO
上場企業で勤務後、ナウビレッジ創業メンバーとして参画。 2年でマーケティングコンサルタントとして企業規模、業界に関わらず50社支援し、150のプロジェクトを経験。 マーケティング戦略の策定から実行(サイト制作や広告運用、SEOなど)に携わる。 CMOとしても自社のマーケティング領域におけるリード獲得やコンテンツ制作を担い、そこで得た知見を活用して社内外のマーケティング活動に役立てている。HubSpot導入支援サービスの責任者。
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- ・ HubSpotに興味がある
- ・ ツール選定を相談したい
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