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【違いを徹底比較!】HubSpotとWordPressはどっちがいい?連携方法も紹介

  • HubSpot
  • Content Hub
  • CMS
  • WordPress比較

2024.12.12

2024.12.26

ウェブサイトを構築・管理するCMSの選定、悩みますよね。
今回は数多あるCMSのうち「HubSpot」と「WordPress」についてご紹介します。

HubSpotのCMS機能もWordPress機能にも、それぞれ特徴や強みがあり、
利用する企業や目的に応じて、どちらを選択すべきかが異なります。

本記事では、両者の違いを明確にし、各プラットフォームの特徴や強み、どのような企業に向いているか、さらにHubSpotとWordPressを連携する方法まで詳しく解説します。

こんな方におすすめ

  • HubSpotとWordPressの違いを知りたい方
  • HubSpotとWordPressのどちらが自社のニーズに合っているかを判断したい方

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  • ・ HubSpotをCMSとして利用したい
  • ・ HubSpotでウェブサイトを制作したい

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HubSpotとWordPressの概要

CMSとは

CMSとは「Contents Management System」の略で、ウェブサイト上のコンテンツを構成するテキストや画像などの各データを管理するシステムのことを指します。

CMSを利用して作成することで、HTMLやCSSなどの技術や知識を持たなくてもCMSに保存・管理されている各データを編集したり使用すれば、簡単に素早くコンテンツを作成することができるのです。

HubSpotとは

HubSpotは、顧客関係管理システム(CRM)を軸としたマーケティング、営業、カスタマーサービスの統合が可能な「統合型プラットフォーム」です。
2006年にアメリカで設立されたHubSpot社の製品で、すでに216,000社以上の導入実績があります(2024年7月時点)。
無料版から利用することが可能なため、マーケティング、営業、カスタマーサービス、CRMのすべての機能の使用感を試したいという場合にも導入がしやすくなっています。

そのなかで、CMS機能を担うのが「Content Hub」です。
Content Hubは、コンテンツの作成だけに留まらず、コンテンツマーケティングを含むマーケティング機能を備えていることが強みで、リード獲得やマーケティング活動の効率化にも優れています。

HubSpotについてとContent Hubについては、それぞれ別の記事でもより詳細に解説していますので、下記の関連記事も併せて参考にしてみてください。

関連記事:
📚HubSpot(ハブスポット)とは?特徴や機能、料金、注意点を解説
📚コンテンツマーケティングに強いContent Hubとは?CMS機能や導入効果などを解説

WordPressとは

WordPressは、世界中で最も広く利用されているCMSと言われています。
豊富なプラグインとテーマが特徴で、カスタマイズ性が高く、デザインの自由度が高いため、開発者やウェブデザイナーにとって柔軟なプラットフォームとして人気です。
CRM機能は標準搭載されていませんが、プラグインの追加により多様な機能を搭載することが可能です。

こちらも無料版から利用することが可能で、小規模な個人サイトから大規模な企業サイトまで幅広く対応しています。

HubSpotとWordPressの比較一覧

HubSpotとWordPressの主な違いは、利用環境や標準機能などにあります。

以下に主要な機能や特徴を表でまとめました。
どちらを利用すべきか悩んでいる企業様は、ぜひ参考にしていただければと思います。

比較一覧表

比較項目HubSpotWordPress
利用方法プラン加入ですぐにクラウド利用可能自社契約のサーバーにWordPressをインストールして利用可能
サーバーの用意不要
(HubSpotが全て管理)
必要
(ユーザーが自己管理)
独自ドメイン他のドメインプロバイダーで取得した独自ドメインをHubSpotに無料で接続することが可能自社でドメイン契約が必要
 ※レンタルサーバーを契約する場合は一緒に取得することが可能
 ※(参考)レンタルサーバーは月額1,000円程度で利用可能
プランと費用無料版:¥0無料
(WordPress.orgは基本無料)
(WordPress.comは有料プランあり)
Starter: 
年払い ¥1,800/月~(¥21,600/年~)
月払い ¥2,400/月~
Professional:
年払い ¥54,000/月~(¥648,000/年~)
月払い ¥60,000/月~
Enterprise:
年払い ー
月払い ¥180,000/月~
ウェブサイト標準搭載
 ・サイト作成
 ・サイト管理
 ・A/Bテスト
 ・適応型テスト
 ・SEO推奨
標準搭載
 ・サイト作成
 ・サイト管理
 ※プラグインやテーマによるカスタマイズ性は高い

別途用意
 ・A/Bテストはテーマやプラグインが必要(例:VWO/AFFINGER)
ブログ標準搭載
 ・ブログ作成
 ・ブログ管理
 ・ブログスケジューリング
 ・ブログSEOツール
 ・ソーシャルシェア
 ・パーソナライズ機能
 ・HubSpot内での自動メール化も可能
標準搭載
 ・ブログ作成
 ・ブログ管理
 ・ブログスケジューリング

別途用意
 ・ブログSEOはプラグインが必要(例:Yoast SEO)
 ・マーケティング自動化はプラグインが必要(例:Mailchimp)
ランディングページ標準搭載
 ・LP作成
 ・LP管理
 ・パーソナライズ用スマートコンテンツ
 ・A/Bテスト
 ・適応型テスト
 ・SEO推奨
標準搭載
 ・LP作成
 ・LP管理
 ※プラグインやテーマによるカスタマイズ性は高い

別途用意
 ・A/Bテストはテーマやプラグインが必要(例:VWO/AFFINGER)
フォーム標準搭載
 ・基本的なフォーム作成(スタンドアロンフォーム/ポップアップフォーム/埋め込みフォーム)
 ・フォーム管理
 ・条件分岐やCRM連携
 ・HubSpot以外のフォームとの連携(テキスト回答のみ)
標準搭載
 ・基本的なフォーム作成
 ・フォーム管理

別途用意
 ・条件分岐やCRM連携はプラグインが必要(例:Contact Form 7)
CTA標準搭載
 ・基本的なCTA作成(埋め込みCTA/ポップアップ)
 ・CTA管理
 ・A/Bテスト
 ・パーソナライズ(適切なオーディエンスに適切なCTAを表示)
 ・訪問者のアクション追跡
標準搭載
 なし

別途用意
 ・CTA作成はプラグインが必要(例:WP Calls to Action)
ポップアップ標準搭載
 ・ポップアップ作成
 ・ポップアップ管理
標準搭載
 なし

別途用意
 ・ポップアップ作成と表示はプラグインが必要(例:Popup Maker)
チャットボット標準搭載
 ・チャットボット作成
 ・チャットボット管理
 ・リード適格判定
 ・ミーティング予約ボット
 ・カスタムボット
 ・カスタム分岐ロジック
 ・高度なターゲティング
標準搭載
 なし

別途用意
 ・チャット機能は外部ツールが必要(例:Tidio/LiveChat)
多言語コンテンツ標準搭載
 ・サポート範囲内の言語でウェブサイトぺージとブログ記事の作成が可能(フィンランド語、ドイツ語、ロシア語、タイ語、ベトナム語 ほか)
 ※ランディングページは不可
標準搭載
 なし

別途用意
 ・多言語コンテンツに対応するにはプラグインが必要(例:Polylang/Weglot)
  またはカスタム開発により多言語化可能
SEO標準搭載
 ・SEO最適化の自動診断(SEO分析)
 ・推奨キーワードの分析、提案
 ・検索ランキング向上のための推奨事項をリアルタイム提供(アドバイス)
標準搭載
 ・手動のSEO管理

別途用意
 ・SEO強化にはプラグインが必要(例:Yoast SEO)
 ・推奨キーワード分析、提案
 ・SEO自動診断
マーケティング自動化標準搭載
 ・マーケティング活動(メール、リードスコアリング、フォローカスタマイズ)の自動化が可能
標準搭載
 なし

別途用意
 ・マーケティングオートメーションプラグイン(例:HubSpotプラグイン)が必要
分析・レポート標準搭載
 ・Google Search Console連携
 (HubSpot内でオーガニック検索インサイトを確認可)
 ・ダッシュボード
 (平均掲載順位、関連する検索、トラフィック、インプレッション数、クリックスルー率、リード、コンバージョン率など)
標準搭載
 なし

別途用意
 ・分析ツールのプラグインや外部ツールが必要(例:Google Analytics/Jetpack)※手動で設定し分析
CRM標準搭載
 ・リード管理
 ・顧客追跡
標準搭載
 なし

別途用意
 ・プラグインが必要(例:WP-CRM)
広告管理標準搭載
 ・サポート対象の広告アカウントをHubSpotアカウントと接続
  ※Google検索広告、Meta広告、Linkedin広告
 ・HubSpotコンタクトデータベースからオーディエンス作成
 ・顧客獲得に貢献している広告の特定
標準搭載
 なし

別途用意
 ・HubSpotと同様の機能追加のプラグインはなし(ブログ記事内に貼る広告の管理をするためのプラグインはある)
LINE連携標準搭載
 なし

別途用意
 ・LINE連携には外部ツールが必要(例:LITTLE HELP CONNECT)
標準搭載
 なし

別途用意
 ・LINE連携には外部ツールが必要(例:LINE Connect)
ユーザビリティ初心者でも簡単に操作可能プラグインで調整可能だが難易度あり
カスタマイズ性低(既成テンプレートがベース)非常に高い
(自由度が高い)

HubSpotはコンテンツの作成、管理だけでなく、CRM機能をベースとしてマーケティングオートメーションや営業に便利な機能を、標準機能として多く搭載しています。
CRM、MA、CMS、SFAなど各種ツールを統合型プラットフォームで利用することで、
部門を超えたデータ共有や効率的な運用を重視する企業に適しています。

一方、WordPressは標準機能として利用できる機能には限りがありますが、プラグインやテーマをインストールすることで高いカスタマイズ性を発揮します。独自のデザインや機能をもつことを重視する企業に向いています。

HubSpotの強み

では、HubSpotにはどのような強みがあるのでしょうか。
以下は、主なHubSpotの強みをまとめています。

操作性が高く初心者でも扱いやすい

HubSpotの最大の特徴の1つは、わかりやすいUIがもたらす直感的な操作性です。

ドラッグ&ドロップ形式でのウェブサイトやランディングページを作成することができます。ベースとなるテンプレートが豊富にあり、目的に応じた独自性の高いページデザインを簡単に行えるため、技術的な知識がなくても高品質なコンテンツ作成ができます。

マーケテイング力強化のための機能が充実している

HubSpotは、マーケティングオートメーション機能も充実しており、リード獲得から育成、コンバージョン獲得までを一貫してサポートする機能が備わっています。
例えば、HubSpotに備わっている「SEOアドバイス」の機能を使えば、作成したページが検索エンジンで上位に表示されるための改善点を自動的に提案してくれます。

「コンテンツを作成して終わり」という状況から脱却し、マーケティング力を強化していくことができます。

顧客データを一元管理できる

HubSpotのCRM機能は、顧客データを一元管理できる点も強みの一つです。

例えば、営業担当者が商談前に顧客の行動履歴をHubSpotで確認し、訪問予定の顧客が「直近で閲覧したウェブサイトのコンテンツ」を把握することができるため、顧客の興味関心を事前に知ることができます。
興味関心が分かれば、関連する資料や情報を用意しておくことで、顧客からの信頼を得ることができ、関係性の強化につなげることができます。

コンテンツを作成して終わりではなく、作成したコンテンツを顧客情報と紐づけ、営業、マーケティング、カスタマーサポートチームそれぞれの活動にも活かし、顧客体験の質を上げていけるのが強みです。

運用保守の工数がかからない

HubSpotはクラウドベースで提供されており、サーバー管理やセキュリティ更新、システムのアップデートなどの運用保守はすべてHubSpotが自動的に更新します。自社でサーバーを管理する必要はありません。

そのため企業はITリソースや技術的な専門知識を必要とせず、マーケティングや営業活動に集中することができます。
また、運用や保守に関する工数を削減することにも繋がります。

WordPressの強み

次に、WordPressにはどのような強みがあるのかも見ていきましょう。
以下では、主なWordPressの強みをまとめています。

高いカスタマイズ性

WordPressの最大の強みは、その高いカスタマイズ性です。

WordPressはオープンソースであり、HTMLやCSS、PHPなどのコードを自由に編集することで、思い通りのデザインや機能を実現させることができます。
例えば、企業が独自のブランディングを反映させたユニークなウェブサイトを作成したい場合、デザイナーや開発者が細部にわたって調整することが可能です。

また、ウェブサイトに特定の機能を追加したい場合にも、既存のテーマやプラグインでは実現できない高度なカスタマイズができます。
たとえば、特殊なEコマース機能や独自の予約システム、インタラクティブなユーザー体験を必要とするサイト構築をしたいといった場合などに向いています。

このカスタマイズ性の高さが、他のCMSと比較してWordPressの大きな優位性となっています。

豊富な種類のプラグイン

WordPressには、数万以上のプラグインが提供されています。
そのため、あらゆるニーズに対応する機能を簡単に追加することができます。
例えば、SEO対策用の「Yoast SEO」や、Eコマース機能を簡単に導入できる「WooCommerce」、セキュリティ強化プラグイン「Wordfence」など、ウェブサイト運営に欠かせない機能はプラグインを追加することで拡張できます。

プラグインは、インストールするだけで新機能をすぐに使うことができるため、コーディングの知識がないユーザーでも簡単にウェブサイトの機能を強化できます。
特に、ビジネスの成長に応じてサイトに必要な機能を段階的に追加したい場合、プラグインは非常に便利です。初期投資を抑えつつ、必要な機能を適宜導入できるため、拡張性の高いサイト運営が可能です。

ユーザーコミュニティでの情報交換

WordPressには、世界中に活発なユーザーコミュニティがあり、トラブルが発生した際や新しい機能の実装を考えている際には、そのコミュニティ内で情報収集をすることができます。
例えば、技術的な問題や設定面での問題が生じた際にも、質問を投げかけることで回答を得られる場合があります。また、フォーラムやブログ、YouTubeなど、さまざまなリソースを使って解決策を見つけることができます。

WordPressは多くの利用者がいるため、問題が発生した際にも既に他のユーザーが同様の問題を経験しているケースが多く、その解決方法も公開されている場合があります。
こうした豊富な情報とサポート体制は、初めてWordPressを使うユーザーにとっても大きな安心材料となります。

参考:
📝WordPress.comフォーラム

どちらのCMSが良い?

HubSpotもWordPressもそれぞれに良い点があります。企業の目的や用途にあわせてどちらのCMSを選択すべきかを検討するのが良いでしょう。
以下では、それぞれのCMSがおススメの企業例をお伝えしていきます。

HubSpotがオススメの企業

HubSpotは、特にマーケティング機能を重視しており、簡単にウェブサイトを運営したい企業に向いています。
コンテンツ管理、マーケティング、営業、カスタマーサービスを統合的に管理したい企業や、リード獲得から顧客対応までを自動化したい企業には最適なプラットフォームです。

HubSpotは、以下のような企業に特におすすめです:

マーケティングに力を入れたい企業
ウェブコンテンツの制作サポート機能やSEO対策機能が備わっているため、コンテンツマーケティングに力を入れたい場合に有力です。
またHubSpotはウェブサイトやLPといったウェブ上のコンテンツと連動したマーケティング活動を実現することができます。
マーケティングオートメーションのための機能が豊富なため、リード獲得やリード育成、顧客フォローアップまでを効率化したい企業におすすめです。

データの統合管理をしたい企業
HubSpotでは、マーケティング、営業、カスタマーサービスなど各部門に必要な機能が統合されています。顧客データを一元管理することで、部門間のスムーズな情報共有が実現できるため、組織全体でデータの統合管理をしたい企業におすすめです。

・運用保守に時間やコストをかけたくない企業
HubSpotはクラウドベースで、サーバー管理やセキュリティ対策をHubSpot側が行ってくれます。自社での保守管理の手間を省き、マーケティングや営業活動に集中したい企業に向いています。

・強固なセキュリティを求める企業
HubSpotでは、セキュリティパッチの適用や、SSL証明書が標準で提供されるため、自社でセキュリティ対策を講じる必要がありません。セキュリティレベルも随時自動でアップデートされるので安心です。

高いカスタマイズ性を求める企業
独自のデザインや機能を追求したい場合、HubSpotは適しています。
特定のUIやUXにこだわる企業や、特殊な機能を実装したい企業のニーズにも柔軟に対応できます。

WordPressがオススメの企業

WordPressは、独自のデザインや機能を追求したい企業に向いています。
開発者やデザイナーが在籍し、高いカスタマイズ性を活かしてユニークなウェブサイトを作成したい場合には特に最適です。

WordPressは、以下のような企業に特におすすめです:

高いカスタマイズ性を求める企業
HubSpot同様、独自のデザインや機能を追求したい場合は、WordPressも適しています。
特定のUIやUXにこだわる企業や、特殊な機能を実装したい企業のニーズに、WordPressは柔軟に対応できます。

自社内に開発者やデザイナーがいる企業
WordPressは技術者がいれば、テーマのカスタマイズやプラグインの開発などが簡単です。独自の機能を持つサイトを運営したい企業の場合、専任の開発者がシステム全体を管理することで、フレキシブルに実現することができます。

予算を抑えつつフレキシブルな運用がしたい企業
WordPressは無料のプランから始められ、必要に応じて有料プラグインやテーマを追加できます。初期投資を抑えたい企業や、予算内で柔軟にサイトを運営したい場合に適しています。

このように、HubSpotは統合されたマーケティングや営業サポートを重視する企業に、
WordPressは独自のカスタマイズ性と柔軟性を求める企業に向いています。

企業がどのような目的を持っているかに応じて、最適な選択が異なります。

HubSpotとWordPressは連携することができる

HubSpotとWordPressは、両方の強みを活かして連携することが可能です。
例えば、WordPressの柔軟なデザイン性を保ちながら、HubSpotのマーケティング機能を活用することができます。
以下では、連携するメリットと連携方法についてご紹介します。

連携するメリット

HubSpotとWordPressを連携することで、
HubSpotの強みである「顧客情報管理機能およびマーケティング機能」と、
WordPressの強みである「カスタマイズ機能」とのそれぞれの良いとこどりをし、
相乗効果を生み出すことができます。

HubSpotとWordPressの連携方法

HubSpotとWordPressの連携方法は、3つあります。
以下ではその3つの連携方法について紹介します。

方法1:HubSpotのアプリマーケットプレイスから連携する

HubSpotのアプリマーケットで提供されている「HubSpot for WordPress」という公式アプリを使うことで簡単に連携することができます。
このアプリを活用すれば、WordPressの投稿やページ内に、HubSpotのCRM機能やマーケティングオートメーションツールをよりシームレスに統合できます。
ウェブサイト訪問者の行動データやコンバージョンを自動的にHubSpotに同期させることができ、マーケティングキャンペーンの効果分析にも役立ちます。

参考:
📝HubSpot for WordPress

方法2:WordPressのプラグインで連携する

HubSpotが提供する「HubSpot for WordPress」プラグインを使うことで、WordPressサイトとHubSpotを簡単に連携できます。
このプラグインをWordPressでインストールすると、フォーム、ライブチャット、ポップアップなどHubSpotのマーケティングツールをWordPressに統合でき、ウェブサイト訪問者の行動データを自動的にHubSpotのCRMに取り込むことが可能です。

操作は非常にシンプルで、プログラミングの知識は必要ありません。

参考:
📝WordPress公式 HubSpotプラグイン

方法3:トラッキングコードの手動埋め込みで連携する

HubSpotが提供するトラッキングコードをWordPressサイトに手動で埋め込むことで、サイト訪問者の行動を詳細に追跡し、HubSpotのCRMにリアルタイムでデータを取り込むことができます。
トラッキングコードを使うことで、ユーザーの訪問ページやアクションを正確に把握し、マーケティング戦略や営業活動を最適化できます。
これらの方法により、WordPressのカスタマイズ性とHubSpotのマーケティング機能を最大限に活用したウェブサイト運営が実現できます。

どの方法を選ぶかは、企業の技術レベルや必要な機能に応じて決めることが重要です。
HubSpotとWordPressの連携に関する詳細なサポートが必要な場合は、一度お気軽にナウビレッジにご相談ください。

目的にあわせてHubSpotとWordPressを選ぼう

いかがでしたか?
HubSpotとWordPressのどちらを選ぶかは、ビジネスの目的やニーズに応じて決定すべきです。

HubSpotは、マーケティングオートメーションやCRMと統合され、コンテンツ作成・管理とあわせてデータ管理やリード育成を一貫して行いたい企業に最適です。

一方、WordPressは、デザインや機能を自由にカスタマイズしたい企業に適しています。

どちらの機能も良いとこ取りしたいという場合は、両者の連携をすることで実現が可能ですので、自社の目的やニーズに合わせて検討してみてください。

この記事を監修した人

髙山博樹

ナウビレッジ株式会社 取締役CMO

上場企業で勤務後、ナウビレッジ創業メンバーとして参画。 2年でマーケティングコンサルタントとして企業規模、業界に関わらず50社支援し、150のプロジェクトを経験。 マーケティング戦略の策定から実行(サイト制作や広告運用、SEOなど)に携わる。 CMOとしても自社のマーケティング領域におけるリード獲得やコンテンツ制作を担い、そこで得た知見を活用して社内外のマーケティング活動に役立てている。HubSpot導入支援サービスの責任者。

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