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HubSpotのAI「Breeze AI」の機能や使用例をご紹介!

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2025.07.09

2025.07.09

「Breeze AI」は、HubSpot社が提供しているHubSpot内で使用できる生成AI機能です。
HubSpot CRMや、各Hub製品内で使用することができます。

本記事では、Breeze AIがどのようなものなのか、その機能や活用メリット、活用シーンなどをご紹介します。

▼この記事の要約
・Breeze AIとは、HubSpot製品内で使えるAI機能である
・Breeze AIは、「Copilot」「Agents」「Intelligence」の3つに分類できる
・「Breeze Agents」はさらに5つ、「Breeze Intelligence」は3つのAI機能に分けられる
・Breeze AIの活用で、各部門および組織全体の生産性向上が期待できる

こんな方におすすめ

  • HubSpotのAI機能について知りたい方
  • Breeze AIがどのようなものか全体像や機能詳細を知りたい方
  • AI活用による効率化を目指したい方

HubSpotの運用にお困りではありませんか?

  • ・HubSpotのAI機能で何ができるのか知りたい
  • ・HubSpotのAI機能の使い方がわからない
  • ・HubSpotをもっと効果的に使いたい

HubSpotの運用については、ナウビレッジへお気軽にご相談下さい。
HubSpot運用支援のプロフェッショナルが、貴社の状況やニーズに応じて伴走型支援によるスムーズな定着を実現します。

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HubSpotが提供する「Breeze AI」とは

Breeze(ブリーズ)」とは、HubSpotに搭載されている生成AI機能の総称です
「Breeze AI(ブリーズ・エーアイ)」と呼ぶこともあります。

Breeze AIは、マーケティング・営業・カスタマーサポートなどの各部門をはじめ、組織全体の業務を効率化してくれるAIアシスタントです。

Breeze AIの全体像は下図のとおりです。

このBreeze AIは、大きく4つのカテゴリに分類することができます。

▼主な3つのBreeze AI機能

①Breeze Copilot(ブリーズ・コパイロット)
②Breeze Agents(ブリーズ・エージェント)
③Breeze Intelligence(ブリーズ・インテリジェンス)
④その他のBreeze

4つ目のその他のBreezeは、コンテンツリミックスやカスタムレポート生成などのようにさまざまな機能があり、HubSpotのカスタマープラットフォーム全体で利用することが可能です。

▼「その他のBreeze」の詳細

・コンテンツリミックス
・ブログ生成
・ウェブサイト生成
・Eメール生成
・カスタムレポート生成
・コミュニケーションインテリジェンス

また、このBreeze AIを活用したワークフローアクション「Breezeに依頼(尋ねる)」や、外部AIとの連携としてChatGPTと連携するなどの機能もHubSpotにはあります。

次章では、Breeze AIの主な3つの機能についてご紹介します。

HubSpot Breeze AIの主な3つの機能

Breeze AIは、先述したとおり、以下の3つの機能に分けることができます。
それぞれについて解説していきます。

①Breeze Copilot(ブリーズ・コパイロット)
②Breeze Agents(ブリーズ・エージェント)
③Breeze Intelligence(ブリーズ・インテリジェンス)

①CRMを活用した業務支援AI「Breeze Copilot」

Breeze Copilot(ブリーズ・コパイロット)は、CRMデータと生成AIを連携した対話型のAIアシスタントです

どの製品の、どの機能を使っていても常にHubSpotの画面上でCopilotを使うことが可能で、あらゆる作業を効率化し、生産性を向上させてくれます。

基本的に、知りたい情報や整理してほしい情報などを会話形式で投げかけるだけで回答を返してくれるため、非常に使いやすい仕様となっています。

Breeze Copilotの機能は、主に以下のとおりです。

主な機能と特徴

・ワークフロー作成:ワークフローの作成を生成AIが支援
・CRMレコード要約:CRMレコードを要約してくれ、顧客データの要点を自動で抽出
・ウェブサイトページ作成:ウェブサイトページを作成
・その他:
営業チームの案件創出に役立つ調査
営業電話の準備
マーケティングチームのコンテンツ生成・編集
カスタマーサービスチームのチケット要約や推奨返信文の自動生成 など

利用条件

・全ての製品とプラン

これらのBreeze Copilotがもつ機能は、すべてのHubSpotユーザーが利用可能です。
ただし、本機能は現在ベータ版のため、利用にはHubSpotベータサービス利用規約への同意が必要です(2025年6月時点)。

②各部門の業務効率化を支援するAI「Breeze Agent」

出典:HubSpot|Breeze Agents

Breeze Agents(ブリーズ・エージェント)は、チームの生産性を高めるために開発された、AI搭載の業務支援ツールです
Breeze Agentsは、用途に応じた複数の「AIエージェント」に分かれており、各部門のニーズに対応することが可能です。

以下、5つのAIエージェントに分けられます。

・顧客対応エージェント(カスタマーエージェント)
・コンテンツエージェント
・SNSエージェント
・案件創出エージェント
・ナレッジベースエージェント

それぞれについて解説していきます。

顧客対応エージェント(カスタマーエージェント)

顧客対応エージェント(カスタマーエージェント)は、24時間体制でリアルタイムに顧客の問い合わせに対応し、質問に対して即座に回答を提供することができるAIエージェントです

自社のナレッジ記事、WebサイトのURL、PDFファイルなど、さまざまな形式の情報をインプットさせることで、自社のカスタマーサポートさながらの知識を数分でインプットし、顧客対応をしてくれます。

顧客との会話の文脈を理解し、複雑な問題は自動で担当者に対応を委ねる機能も備わっています。

主な機能と特長
・24時間対応の自動応答:顧客からの質問にリアルタイムで回答
・多様な情報ソースからの学習:ナレッジ記事・Webページ・PDFファイルなどの読み込みで学習可能
・文脈理解とエスカレーション:会話の流れや表現を理解し、複雑な質問は担当者へ引き継ぐ
・継続的な学習と精度向上:顧客対応を重ねることでAIが自動学習、回答精度向上

活用シーン
・顧客からの問い合わせが多く、対応を自動化したいとき
・サポート体制を強化したいが、人的リソースが限られているとき
・ナレッジベースを活用して顧客の自己解決を促進したいとき

利用条件
・すべてのHub製品のProfessionalプランまたはEnterpriseプラン
・HubSpotクレジットが必要

コンテンツエージェント

コンテンツエージェントは、ランディングページ、ブログ、ポッドキャスト、導入事例など、コンテンツマーケティングに必要な多様な形式のコンテンツを自動生成してくれるAIエージェントです
CRMデータやHubSpotに登録しているブランドトーン、業界知識、インポートされた外部ファイルなどをもとに、自社に最適化された高品質なコンテンツの初稿を数分で作成します。

主な機能と特長
・ブランドトーンへの適応:設定済みのトーンに合わせた出力で企業イメージと一貫性を保つ
・コンテンツタイプ別最適化:SEO重視のブログ構成、CTA最適化されたLPなど
・生成コンテンツのバージョン管理:複数草案から最適な案を選択可能
・既存コンテンツの再活用:アップロードした資料から新しいコンテンツを生成
・編集・公開フローとの連携:HubSpotのエディター上で編集→公開まで一貫して対応

活用シーン
・ブログやLPを迅速に作成したいとき
・大量のコンテンツを短時間で企画・生成したいとき
・導入事例を短期間で用意したいとき

利用条件
・Content HubのProfessionalプラン
・Content HubのEnterpriseプラン

◆SNSエージェント

SNSエージェントは、ソーシャルメディアで投稿するためのコンテンツの作成・投稿・管理までの一連の流れを自動化してくれるAIエージェントです
X、Facebook、Instagram、LinkedInなどの複数チャネル用のコンテンツを短時間で生成でき、投稿予約や投稿済みコンテンツの管理などもできます。

主な機能と特長
・AIによる投稿作成支援:ブランド情報やマーケティング戦略に基づいたソーシャル投稿をAIが自動生成
・マルチチャネル対応:X、Facebook、LinkedInなど複数のチャネル向けに投稿を一括生成・スケジューリング可能
・パフォーマンスに基づく改善提案:過去の投稿パフォーマンスや業界トレンドを分析し、より効果的な投稿戦略を提案
・オーディエンスに最適化された提案:ターゲットに合わせた投稿の内容・タイミングを自動で調整
・投稿前の確認・承認プロセス
生成された投稿案は手動で確認・編集・承認でき、ブランドの統一性を担保

活用シーン
・複数のSNSチャネルで一貫性あるコンテンツを効率よく投稿したいとき
・投稿案のアイデアを迅速に得たいとき
・過去のSNSパフォーマンスをもとに効果的な投稿を行いたいとき

利用条件
・Marketing HubのProfessionalプラン
・Marketing HubのEnterpriseプラン

◆案件創出エージェント

案件創出エージェントは、AIが営業の初期プロセス(顧客の絞り込み・調査・関係構築)を自動化し、営業パイプラインの拡大と商談化のスピード向上を支援するAIエージェントです

何時間もかかるターゲット調査やインサイトの抽出を数分で実行。
HubSpot Smart CRM™ に保存された既存データを活用し、パーソナライズされたアプローチ提案を自動で生成します。そのため営業担当者は、より戦略的かつ価値の高い活動に集中できるようになります。

主な機能と特長
・最適なターゲットの自動絞り込み:顧客の属性や行動データに基づき、AIが優先すべきターゲットを選定
・高速な顧客調査と分析:数千のデータポイントを短時間で解析し、有用な営業インサイトを抽出
・アプローチ案の自動生成:各ターゲットに最適化されたパーソナライズドメッセージや提案内容を提案
・CRMとの連携:Smart CRM上の情報をもとに営業アクションを構築し、営業業務と直結
・柔軟な操作モード
 ・手動確認モード:AIが生成した内容を営業担当者が確認・承認して送信
 ・完全自律モード:AIが生成から送信まで自動で実行(信頼性の高いケースで選択可)

活用シーン
・営業リストの作成や顧客調査の工数を削減したいとき
・パーソナライズされた営業アプローチを迅速に用意したいとき
・見込み顧客の優先順位を明確にして、営業活動の質と量を両立したいとき

利用条件
・Sales Hub Professionalプラン
・Sales Hub Enterpriseプラン
※対応言語は英語のみ

ナレッジベースエージェント

ナレッジベースエージェントは、カスタマーサポートで蓄積された解決済みのチケット情報を活用し、顧客が自己解決できるナレッジ記事を自動生成するAIエージェントです

顧客対応エージェントが検出したナレッジギャップをもとに、AIがチケットデータを分析し、詳細で実用的なナレッジ記事の草案を生成します。
サポートチームは、その草案を確認・編集するだけで、高品質なナレッジベースを迅速に拡充できます。

この仕組みにより、手動でのナレッジベース管理から解放され、さらにセルフサービスの充実によって、サポートコストの削減と顧客満足度の向上が同時に実現されます。

主な機能と特長
・チケット情報をもとにした記事草案の自動生成:解決済みの顧客対応履歴をAIが分析し、セルフサービス用のナレッジ記事を自動作成
・ナレッジベースのギャップ特定と補完:顧客対応エージェントが検出した情報不足をもとに、必要な記事を優先的に生成
・継続的な改善サイクルの構築:サポート対応 → ナレッジ記事生成 → セルフサービス強化 → チケット削減 という好循環を実現
・編集・公開の自由度:AIが生成した草案は、公開前に必ず人の目でレビュー・編集・承認が可能
・多言語対応:HubSpotがサポートする全言語に対応。グローバルなカスタマーサポートに対応可能

活用シーン
・よくある質問やトラブルシューティング情報を体系的に蓄積したいとき
・サポート対応の負荷を軽減し、セルフサービスを促進したいとき
・ナレッジベースの運用を効率化し、記事更新を自動化したいとき

利用条件
・Service Hub Professionalプラン
・Service Hub Enterpriseプラン
※顧客対応エージェント(Customer Agent)のサブスクリプションが必要

③データによる意思決定を支援するAI「Breeze Intelligence」

Breeze Intelligence(ブリーズ・インテリジェンス)は、HubSpot CRMに蓄積された顧客情報をより詳しく、自動的に補ってくれる機能です

Breeze Intelligenceの主な機能は以下の通りです。

・データエンリッチメント
・購入者の興味関心
・フォーム簡略化

それぞれについて解説していきます。

◆データエンリッチメント

データエンリッチメントは、HubSpot CRMに登録された顧客情報や会社情報を、外部ソースから取得した正確なデータで自動的に補完・更新するAI機能です
マーケティング担当者や営業担当者が、常に最新かつ信頼性の高い情報にアクセスし、判断・行動することをサポートしてくれます。

主な機能と特長
・外部ソースからの自動情報取得:公開情報・外部ベンダー・インターネット上のデータをもとに、企業情報や顧客情報を自動で収集・分類・整理
・レコードの情報補完・更新:新規レコードの自動補完、既存レコードの更新も定期的に実施
・自動実行と手動実行:自動エンリッチメントで既存データの上書きがされることはない
※ただし、手動エンリッチメント中に、上書きを希望すれば可能

活用シーン
・名刺管理・フォーム入力などで得た不完全な顧客情報の補完に
・ABM(アカウントベースドマーケティング)におけるターゲット企業の事前調査に
・商談前に、会社の規模・業種・所在地などの詳細情報を迅速に把握したいとき

利用条件
・HubSpotのすべて製品の有料プラン(Starter/Professional/Enterprise)
・HubSpotクレジットが必要

購入者の興味関心

購入者の興味関心分析は、ウェブサイトを訪問した企業の行動データをもとに、どの企業が現在購買に関心を持っているか(=インテント)を特定できるAI機能です。ABM(アカウントベースドマーケティング)や営業アプローチの優先順位付けに活用でき、的確なターゲティングを実現します。

主な機能と特長
・企業レベルのインテントデータを可視化:訪問数やユニーク訪問者数をもとに、特定の企業の関心度を数値化
・ターゲット企業の特定とモニタリング:自社が注力したい業界・地域・企業規模などの情報をもとにターゲット企業を特定、ターゲット企業の関心度をモニタリング

活用シーン
・ホットリードの絞り込みをしたいとき
・マーケティング施策に反応した企業を営業部門へ正しくパスしたいとき
・関心の高い企業を起点にした営業アクションの戦略を立てたいとき

利用条件
・HubSpotのすべて製品の有料プラン(Starter/Professional/Enterprise)
・HubSpotクレジットが必要

フォーム簡略化

フォーム簡略化は、既に収取済みでHubSpotに保存されている情報(既知の情報)をフォームに事前入力し、必要な情報のみをフォームで質問する機能です
長い質問項目が並ぶフォームより、質問項目が少なく短いフォームの方が、コンバージョン率が向上するといった考えからうまれた機能です。

主な機能と特長
・フォームの表示項目の最小化:CRMに保存されている顧客情報を自動的に入力済みの状態で表示し、ユーザーの手間を軽減
※未取得の情報のみをフォーム上に表示し、入力フィールドを極力省略

活用シーン
・フォームの離脱を減らしたいとき
・コンバージョン率を向上させたいとき

利用条件
・HubSpotのすべて製品の有料プラン(Starter/Professional/Enterprise)
・HubSpotクレジットが必要

HubSpot Breeze AIを使うメリット

各部門の業務効率化による生産性向上

Breeze AIは、先述したようにマーケティング・営業・カスタマーサポートなどさまざまな部門で活用できるAI機能です。
コンテンツ作成、SNS投稿、案件発掘、顧客対応などの業務をAIが支援してくれ、一部を自動化することで、日々の業務を効率化し、生産性を大幅に向上させることができます。

高精度かつ効率的なターゲティング

Breeze AIを活用することで、CRMに蓄積された顧客の属性情報や行動履歴などを参照しAIが解析を行い、リストを自動生成することが可能になります。

たとえば、過去30日間に特定のEメールを開封した顧客や、自社サイト内の求人情報ページを閲覧した顧客など、具体的な行動に基づいたセグメントを自動で抽出できるため、より精度の高いターゲティングが実現できます。

▼イメージ(過去30日間にEメールを開封した人をリスト化)

このように、従来は手作業で条件を設定していたリスト作成業務をAIが代行することで、担当者の工数を削減しつつ、アプローチすべき見込み顧客を逃さずキャッチできる体制を構築できます。

データと意思決定の質の向上

Breeze AIは、CRM上のデータに対して自動的に情報を補完したり、最新情報へのアップデートを行ってくれるので、常に精度の高い状態を維持することができます。

もしCRMのデータが古いままになっていたり断片的になっている場合、組織の意思決定や戦略も古く欠陥したデータをもとになされることになります
そうすると、的確な判断ができず、見込み顧客に対して誤ったタイミングや内容でアプローチしてしまう恐れもあります。

Breeze AIを活用することで、常に最新かつ網羅的なデータを維持し、高精度でスピーディな意思決定ができるようになります。

HubSpotのBreeze AIを使える製品・プラン

改めて、Breeze AIの各機能を使うことができる製品とプランについて以下にまとめておきます。

Breeze AI詳細機能対応する製品・プラン/利用条件
Breeze Copilot対話型AIアシスタント・すべてのHubSpot製品とプラン
※無料プランでも利用可能※HubSpotクレジット不要
Breeze Agents顧客対応エージェント(カスタマーエージェント)・すべてのHubSpot製品のProfessional、Enterpriseプランで利用可能
・HubSpotクレジットが必要
コンテンツエージェント・Content HubのProfessional、Enterpriseプランで利用可能
SNSエージェント・Marketing HubのProfessional、Enterpriseプランで利用可能
案件創出エージェント・Sales HubのProfessional、Enterpriseプランで利用可能
ナレッジベースエージェント・Service HubのProfessional、Enterpriseプランで利用可能
Breeze Intelligenceデータエンリッチメント・すべての製品のStarter、Professional、Enterpriseプランで利用可能
・HubSpotクレジットが必要
購入者の興味関心
フォーム簡略化・すべての製品のStarter、Professional、Enterpriseプランで利用可能
※HubSpotクレジット不要

HubSpotクレジットが無くても使用できる機能もあれば、HubSpotクレジットがないと使用できない機能もあるのでご注意ください。

HubSpotクレジットって何?という方は、下記の関連記事もあわせてご覧ください。

関連記事:
📚【2025年6月2日~移行】HubSpotクレジットとは?機能や料金、活用イメージも解説(旧:Breeze Intelligenceクレジット)

HubSpot Breeze AIの活用例

ランディングページを作成

Breeze AIでは、プロンプト入力するだけで、目的に沿ったランディングページ(LP)を自動生成することが可能です。
たとえば、
「20代向けの転職支援サービスへの登録を促すLPを作成したい」
とプロンプト入力すれば、20代で転職活動をしている層に合わせた構成・見出し・本文・CTAをAIが自動で提案してくれます。
生成後は、デザインや文言を微調整するだけで公開可能なレベルのLPが完成します。

このように、これまで時間と労力をかけていたLP制作の工程を大幅に短縮できます。

SNS投稿文の作成

SNS運用において、投稿文のネタ出しや表現の工夫に頭を悩ませる担当者は多いのではないでしょうか。

Breeze AIを使えば、ターゲットや目的に合わせたSNS投稿文をプロンプト入力するだけで生成でき、発信の質とスピードを同時に高めることが可能です。
たとえば、以下のようなプロンプトを入力すると、次のような回答が返ってきました。

▼プロンプト

HubSpotとOpenAIがCRM初の連携を実現したことについての記事を執筆したので、投稿したいです。X用に投稿文を作成してください。

▼Breeze AIの回答

【記事公開のお知らせ】
HubSpotとOpenAIのCRM初連携について執筆しました!
https://marketing-spot.now-village.jp/knowhow/hubspot/chatgpt/

AI×CRMで、業務をどのように最適化していけるかを深堀りしています。
皆さんのAI活用の課題や期待をぜひコメントで教えてください!

#HubSpot #OpenAI #CRM #ナウビレッジ

このように、ユーザーに行動を促す文とともに投稿案を自動作成してくれます。
投稿先の媒体(X、Instagram、LinkedInなど)を指定することで、フォーマットやトーンも自動で最適化されます。

顧客対応エージェントでチャットボットを作成

Breeze AIの中でも「顧客対応エージェント(Breeze Agents)」は、カスタマーサポート向けの機能です。
AIチャットボットを簡単に構築することができ、ユーザーや企業からの問い合わせに対して、24時間自動応答が可能になります。

たとえば、「製品の導入フロー」や「サービスの料金体系」「よくある技術的な質問」など、営業やサポート部門に日々寄せられる定型的な問い合わせをAIに任せることで、対応スピードと精度の両立が可能になります。

AIチャットボットは、トーンや回答スタイルをプロンプトで細かく調整できるため、BtoBに適した丁寧で信頼感のあるコミュニケーションも、BtoCに適した親しみやすいコミュニケーションもどちらも実現できます。
Webサイトやランディングページへの埋め込みも容易で、初期対応の質を標準化しつつ、営業やカスタマーサポートの負担を大幅に軽減します。

HubSpotの「Breeze AI」を活用してビジネスを加速させよう

いかがでしたか?

Breeze AIは、HubSpot CRMに蓄積された顧客情報と連携しながら、AIを活用してマーケティングや営業、カスタマーサポートの業務を大幅に効率化することができるAI機能群です。
使い方次第で、CRM内のデータ精度をより高め、各部門や組織全体の戦略強化にも活かすことができます。

しかし、実際にBreeze AIを使いこなすには、自社の業務フローに即した設計が欠かせません。

「Breeze AIを使いたいけど、何から始めればいいかわからない」
「HubSpotをもっと活用したい」

そんな方は、ぜひ一度ナウビレッジにご相談ください。
HubSpot導入・運用支援実績が豊富な弊社が、貴社の課題に寄り添い、最適な導入と活用をご提案いたします。

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この記事を監修した人

髙山博樹

ナウビレッジ株式会社 取締役CMO

兵庫県出身。東京工業大学 修了。 上場企業で勤務後に参画。 取締役CMOとして広告・SEO・Webサイトといった多様な集客手法とCRM/SFA/MAに精通。 年間自社リード250件の体制を構築。 HubSpot導入・構築支援、拡張アプリケーション開発サービス責任者。

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  • ・HubSpotのAI機能の使い方がわからない
  • ・HubSpotをもっと効果的に使いたい

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