HubSpotのアカウント作成方法と初期設定を完全解説!無料で始めるCRM活用
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2025.02.05
2025.03.02
HubSpotは、世界的に使用される統合型CRMプラットフォームです。
直感的な操作性と無料プランから始められる手軽さ、ビジネスの成長に合わせて機能を拡張できる柔軟性を兼ね備えています。
顧客管理やタスク設定、Eメールトラッキングなど、HubSpotの無料プランでもビジネスに不可欠な基本機能が利用可能です。
誰でも気軽に利用を始めることができるので、HubSpotが気になるという方は、まずはアカウントを作成し実際に操作してみることをおすすめします。
本記事では、HubSpotのアカウント作成方法と初期設定方法を解説します。
こんな方におすすめ
- 顧客情報を管理したい方
- 無料のCRMから始めて機能を試したい方
- HubSpotを検討しているがアカウントの作り方が分からない方
HubSpot導入を検討中ですか?
- ・ 無料版を試してみたい
- ・ 概要を聞いてみたい
- ・ 自社に合う提案をもらいたい
HubSpotの導入については、ナウビレッジへお気軽にご相談下さい。
HubSpot導入支援のプロフェッショナルが貴社の状況やニーズに応じて適切なプランをご提示し、伴走型支援によるスムーズな定着を実現します。
目次
HubSpotの基本機能
HubSpotは無料で始められるCRM
HubSpotは、無料から利用を開始できるCRMプラットフォームです。
無料プランでは、顧客情報の管理やタスク設定、Eメールトラッキングといった基本的な機能を利用することができます。
HubSpotについては、下記の記事で詳細に解説しています。
関連記事:
📚HubSpot(ハブスポット)とは?特徴や機能、料金、注意点を解説
また、HubSpotの無料版でできることについては、下記の記事でより詳しく解説していますので、こちらも併せて参考にしてみてください。
関連記事:
📚【2024年最新版】HubSpot無料版でできること、有料版との違い
無料で利用可能な製品一覧
HubSpot社は、HubSpot CRMのほかに、以下の製品を提供しています。
無料プランではこれらの基本機能を利用することができます。
製品 | 概要 | 関連記事リンク |
---|---|---|
Marketing Hub | ・マーケティング活動を効率化するためのツール ・メール配信、キャンペーン管理、リード育成などが可能 | 📚Marketing Hubとは |
Content Hub | ・ウェブサイトやブログ記事の作成・管理を一元化するためのツール ・コンテンツマーケティングに必要な様々な機能が搭載 | 📚Content Hubとは |
Sales Hub | ・営業活動を効率化するためのツール ・商談管理、見積作成、自動化された営業プロセスの実現が可能 | 📚Sales Hubとは |
Service Hub | ・カスタマーサービス業務を効率化するためのツール ・顧客からの問い合わせ対応の自動化や顧客満足度向上のための機能が搭載 | 📚Service Hubとは |
Operations Hub | ・異なるシステム間でのデータ同期や管理をサポートし、業務全体の効率化を実現するツール | 📚Operations Hubとは |
HubSpotのアカウント作成方法
公式サイトから無料で試してみるボタンをクリックする
HubSpotのアカウントは、HubSpot公式サイトからアクセスし、作成できます。
サイトの [無料で試してみる] ボタンをクリックする

メールアカウントを選択する
HubSpotアカウントの作成には、メールアカウントが必要です。
ご自身が普段使用されているメールアカウントなど任意のものを選択・入力してください。

受信したHubSpot確認コードをメールボックスで確認する
先程選択・入力したメールアドレス宛に、HubSpotから6桁の「確認コード」が届きます。

受信した確認コードを入力してください。

パスワードを設定する
以下を満たす、任意のパスワードを設定してください。
・12文字以上
・1つの小文字
・1つの大文字
・1つの数字、記号、または空白文字

姓名を記入する
ご自身の姓名を記入します。こちらで設定した姓名が、ご自身のHubSpot内でのアカウント名になります。

複数のアンケートに回答する
いくつかのアンケートが続きますので、回答していきます。
「過去に顧客管理システムを使用したことはあるか」という質問に、「はい」か「いいえ」で回答する

「課題領域は特定しているか」という質問に、「はい」か「いいえ」で回答する

組織の業種・業界を回答する
「所属する組織の業種・業界を教えてください」という質問に、近しいものを選択して回答する

「組織での役割は何か」という質問に、近しいものを選択して回答する

所属する会社名を記入する
所属する会社名を記入してください。
フリーランスの方は、個人名でも構いません。

従業員数を回答する
自社の組織の従業員数に当てはまる数字を選択してください。

所属する組織のウェブサイトURLを記入する
会社のホームページ(コーポレートサイト)のURLを記入してください。
URLが無いという方は、簡易サイトを作成してから入力するか、適当なURLを記入して進みましょう。

電話番号を入力する
電話番号を入力します。
入力をすると、HubSpotから電話がかかってくる場合があります。
こちらは任意の入力となるため、入力しなくても問題ありません。

アカウントの完成
下記の画面になったらアカウント作成が完了です。

アカウントのパーソナライズ設定
続いて、作成したHubSpotアカウントのパーソナライズ化をしていきます。
4つのステップに回答することで、簡単にご自身の状況にあったアカウント設定やフォローをHubSpotが行ってくれるため、なるべく正しく回答するように心がけましょう。
ステップ1. 何に重点を置くかを回答する
HubSpotを使用する目的として当てはまるものを選択しましょう。(例:リード獲得)
複数回答はできないため、最も当てはまるものを選びます。そうすることで、アカウントの利用開始時に現れる「ガイドライン」が目的に沿ったものとなり便利です。

▼ガイドラインのイメージ
※上記で「リードの獲得」を選択したため、ガイドラインがリード獲得に役立つ使い方を示してくれています。

ステップ2. 普段使用しているツールを選択する
GmailやLinkedInなど、ご自身が普段使用しているツールを選択しましょう。
こちらは複数選択可能となっています。
ここで選択したツールは、HubSpotアカウントと簡単に接続できるようにアカウントトップにアイコンが表示されます。

▼アカウントトップのイメージ

[+ボタン] をクリックすると、右側にアプリインストール用の手引きが表示されます。

ステップ3. コンタクトを追加して動作を確認する
試しに誰でも良いので、テスト用のコンタクトを追加してみましょう。
姓、名、Eメールアドレス、役職・職種、リードステータスをテスト登録しましょう。

ステップ4. チームメンバーを追加する
どなたでも良いのでチームメンバーのアドレスを記入し、招待してください。
[招待状を送信] をクリックすると、[設定を完了] ボタンをクリックできるようになります。

最後に [設定を完了] ボタンをクリックして、完了です。

下記の画像になり、数秒後にHubSpotの管理画面に自動で移動します。

アカウント作成後の管理画面はこちらです。「始める」ボタンをクリックして運用を開始しましょう。カウント作成後の管理画面はこちらです。「始める」ボタンをクリックして運用を開始しましょう。

HubSpotアカウント作成後の初期設定手順
ユーザー権限の設定
ユーザー権限の設定を行うことで、チームメンバーごとに適切なアクセス権限を割り当て、データの安全性を守れます。以下の手順で設定ができます。
①HubSpotの管理画面で [設定(⚙アイコン)] をクリックする
②メニューから [ユーザーとチーム] を選択する
③[ユーザーを作成] ボタンをクリックし、新しいメンバーのEメールアドレスを入力する
④メンバーの役職や責任に応じて、適切な権限(例: 営業、マーケティング、管理者)を選択する
⑤ [招待を送信] ボタンをクリックすると、招待Eメールが送信される

言語と日付、時刻、数値の形式の設定
正確なレポートの作成や通知の受け取りのために、HubSpotを使用する地域と言語を設定します。設定手順は以下の通りです。
なお、この設定はアカウント全体に影響します。
①[設定(⚙アイコン)] をクリックし、左側メニューの [設定] > [全般] を選択する
②「プロファイル」の設定で、「言語」「日付、時刻、数値の形式」を適切に設定する
(例:言語「日本語」)
(例:日付、時刻、数値の形式「日本)

会社情報やタイムゾーンの設定
この設定を行うと、顧客向けのメールやフォームに適切な会社情報を表示できるようになります。ブランドイメージを統一することができます。
①[設定(⚙アイコン)] をクリックし、左側メニューの [アカウント管理] > [アカウントの規定値] を選択する
②「全般」をクリックし、会社情報について以下の情報を正確に入力する
・会社名(例:ナウビレッジ株式会社)
・会社ドメイン(例:now-village.jp)
・会社の住所(例:東京都港区赤坂2丁目10−5 赤坂日ノ樹ビル 2F)
・市区町村(例:港区)
・都道府県(例:東京都)
・郵便番号(例:〒107-0052)
・国(例:日本)
・業種(例:マーケティングサービス)
③最後に左下の [保存] をクリックする

ブランドキットの設定
ブランドキットの設定では、会社ロゴやファビコンの設定ができます。
この設定をすると、顧客向けのメールやフォーム送信の際にブランドイメージを統一することができます。
①[設定(⚙アイコン)] をクリックし、左側メニューの [アカウント管理] > [アカウントの規定値] を選択し、「ブランディング」をクリックする

②以下を設定する
・ロゴ(ロゴ、ファビコン)
・色(基本色、第2色、アクセントカラー)
・テーマ
ロゴの設定

色の設定

テーマの設定

設定が完了したら、「保存」をクリックします。
トラッキングコードの設置
①[設定(⚙アイコン)] をクリックし、左側メニューの [連携] > [トラッキングコード] を選択しする
②トラッキングコードの [コピー]ボタンをクリックする
③ウェブサイトの各ページの タグの直前に直接貼り付ける、またはGTM(Google Tag Manager)を使用して貼り付ける

GTMで設定する際のより詳細な手順は、下記の記事を参考にしてください。
関連記事:
📚【保存版】HubSpotとGoogle Tag Manager(GTM)連携の完全ガイド
HubSpotを使い始める際に役立つリソース
HubSpotナレッジベース
ナレッジベースは、HubSpotが提供する公式のヘルプガイドです。
ナレッジベースには、HubSpotの基本操作から高度な活用方法まで、さまざまなトピックが網羅されています。
HubSpot管理画面の右上「ヘルプ」メニューから直接アクセスできます。

HubSpotコミュニティ
HubSpotコミュニティは、HubSpotユーザー同士で意見交換や情報共有ができる場です。
コミュニティには、世界中のユーザーが参加しており、他の企業の成功事例や実践的なノウハウをより実践に近い形で学ぶことができます。
質問を投稿すれば、他の経験豊富なユーザーやHubSpotのエキスパートから回答を得ることができます。
HubSpot公式サイト内の「コミュニティ」ページに登録すれば、誰でも参加可能です。

HubSpotアカデミー
HubSpotアカデミーは、無料で学べるオンライン学習プラットフォームです。
HubSpotアカデミーは、マーケティングや営業、カスタマーサービスに関連する講座が多数用意されており、初級者から上級者まで幅広く学習に利用することができます。
「インバウンドマーケティング基礎講座」や「ワークフローの使い方」など、HubSpotを活用するための講座が充実しています。
修了後には、HubSpot認定資格を取得できるコースもあり、社内外でのスキル証明にも役立ちます。

無料プランからHubSpotを試してみませんか?
いかがでしたか?
HubSpotを導入することで、顧客データの一元管理、効率的な営業活動、そして効果的なマーケティング活動が可能になります。また、操作性の高いインターフェースと充実したサポートリソースにより、初心者でもスムーズに活用を始められます。
ナウビレッジでは、HubSpotの導入・活用支援を行っています。
ビジネスにおけるHubSpotの導入や、無料プランから上位プランへのアップグレードなどへのご相談も承っていますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
ぜひ、HubSpotの真価を体感してみてはいかがでしょうか?
この記事を監修した人
髙山博樹
ナウビレッジ株式会社 取締役CMO
上場企業で勤務後、ナウビレッジ創業メンバーとして参画。 2年でマーケティングコンサルタントとして企業規模、業界に関わらず50社支援し、150のプロジェクトを経験。 マーケティング戦略の策定から実行(サイト制作や広告運用、SEOなど)に携わる。 CMOとしても自社のマーケティング領域におけるリード獲得やコンテンツ制作を担い、そこで得た知見を活用して社内外のマーケティング活動に役立てている。HubSpot導入支援サービスの責任者。
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