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HubSpotのSNS連携機能とは?連携方法や予約方法、炎上リスクの回避について解説

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  • Facebook
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2024.12.13

2024.12.26

今や企業のビジネス拡大にとって重要な役割を担うようになったSNSマーケティング。

多くの企業が複数のSNSを利用してブランドの認知度を上げ、
顧客とのつながりを強化しています。

しかし、複数のSNSアカウントをうまく管理、運用するのは容易ではありません。

そこで便利なのが、HubSpotのMarketing Hubに備わる「SNS連携機能」です。

本記事では、HubSpotのSNS連携機能の連携方法や使い方、投稿の予約方法、リスク回避のコツについて詳しくご紹介します。

こんな方におすすめ

  • 複数のSNSを運用しているマーケティング担当者
  • SNS戦略を見直したいマーケティング担当者
  • 効率的に投稿や管理をおこないたいマーケティング担当者

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HubSpotのSNS連携機能とは

HubSpotとは

HubSpotとは
出典:HubSpot

HubSpotは、マーケティング、営業、カスタマーサービスの業務をつなぐための機能を網羅するカスタマープラットフォームです。世界130ヶ国以上で22万社を超える企業に導入されている注目のツールです。

中でもマーケティングオートメーションソフトウェアである「Marketing Hub」は、SNSマーケティングの分野で業務効率化につながる機能を提供しています。

なお、Marketing Hubに関しては下記の記事でも解説していますので、併せて参考にしてみてください。

関連記事:
📚HubSpot Marketing Hubとは?特徴・機能・料金・メリットデメリットまで徹底解説

HubSpot Marketing HubのSNS連携機能

Marketing HubのSNS連携機能は、複数のSNSアカウントを一元管理し、投稿作成やスケジューリング、パフォーマンスの分析を行うことができる機能です。

Facebook、Instagram、X、LinkedInなどのアカウントを連携させることができます。

HubSpotとこれらの運用中のSNSアカウントを連携させることで、各アカウントの行き来が必要なくなり、効率的にSNSマーケティングを行うことが可能になります。

HubSpotとSNSアカウントを連携するメリット

複数のSNSアカウントを一元管理できる

多くの企業は、Meta(旧Facebook)、Instagram、X(旧Twitter)、LinkedInなど、複数のSNSプラットフォームを利用していることが多いのではないでしょうか。

それぞれのSNSプラットフォームごとに、IDやパスワードを管理し、異なるダッシュボードにログインし、投稿予約や分析、管理を行うのは意外に時間がかかってしまうことが多く、効率的に管理することが難しいです。

しかし、HubSpotと運用中のSNSアカウントを連携させることで、一つのツール内ですべてを管理することができ、投稿の一括スケジュールの実施や分析レポートの確認を簡単に行うことができるようになります。

投稿のスケジュール管理ができる

HubSpotを使うことで、投稿するタイミングを計画的に設定することができます。

各SNSの最適な投稿時間を考慮しながら、事前に投稿内容と投稿日時を予約できるため、リアルタイムでの投稿作業をする必要がなくなります。

また、よくありがちな投稿忘れや、更新タイミングの不備を防ぐことにもつながり、より戦略的なSNS運用をすることができるようになります。

レポート機能で各SNSパフォーマンスを簡単に計測できる

HubSpotのSNS連携機能には、各プラットフォームのパフォーマンスを簡単に分析できるレポート機能が備わっています。

各SNSでのフォロワー数(オーディエンス)やクリック数などのデータを取得し、どのSNSが最も効果的であるかを一目で把握することができます。

下記は、Facebook、Instagram、X、LinkedInで確認できる指標です。

◆HubSpot上で確認できる指標(Facebook、Instagram、X、LinkedIn共通)※一例

・オーディエンス
アカウントの現在のフォロワー数

・インプレッション
投稿のビュー数

・インタラクション
公開された投稿への「いいね!」、リアクション、コメントの数

・クリック数
HubSpotを通じて公開された投稿のクリック数(※Instagramは含まれない)

・シェア数
指定した期間における各ソーシャルネットワークのシェアの合計数

・公開済みの記事
選択した期間内にアカウント全体で公開された投稿数

・セッション数
選択した期間内にソーシャルメディアから実行されたサイト(HubSpotがホスティングしているウェブページ、またはHubSpotトラッキングコードがインストールされたウェブページ)でのウェブセッション数

・新規コンタクト
選択した期間内にソーシャルメディアからのウェブセッションの結果としてHubSpotで作成された新規コンタクト数

・上位の投稿
インプレッション数、インタラクション数、クリック数、シェア数のいずれかの上位投稿を表示

特定のSNS投稿がリード獲得に寄与したことが分かる

SNSマーケティングでは、インプレッションやエンゲージメントも重要ではありますが、やはり最終的にリードやコンバージョンを投稿から生み出すことができたか、という点が最も重要視されます。

HubSpotでは、SNSのどの投稿がリード獲得につながったのかを確認することができ、そのリードの詳細な情報まで知ることができます。そのため、最も効果的な投稿やキャンペーンの特徴や傾向を分析し、今後のSNS戦略に反映させることができます。

▼SNS分析画面(オーガニックSNS・SNS広告からのセッション数と新規リード数)

HubSpotとSNSアカウントの連携方法

ここでは、HubSpotと各SNSアカウントの連携方法について解説していきます。
基本的にすべてのSNSアカウントでの連携方法が同じで、非常に簡単です。

FacebookとInstagramの連携方法

①HubSpotの右上「設定」から「ソーシャルメディア」を選択し、「アカウント」をクリックする

②「アカウントを接続」をクリックする

③接続するネットワークで「FacebookとInstagram」を選択する

④「HubSpotが次へのアクセスをリクエストしています」という表示が出るため、
Facebookのログイン情報でログインし、Facebookのアクセスを許可する

Facebookのアクセスを許可

⑤HubSpotと連携させたいFacebookページやInstagramアカウントにチェックを入れて「接続」をクリックする

⑥接続連携が完了

Xの連携方法

①HubSpotの右上「設定」から「ソーシャルメディア」を選択し、「アカウント」をクリックする

②「アカウントを接続」をクリックする

③接続するネットワークで「X」を選択する

④「HubSpotにアカウントへのアクセスを許可しますか?」という表示が出るため、
Xのアプリケーション認証を実施し、Xへのアクセスを許可する

⑤「レポートで表示する投稿を選択」というポップアップが表示されるため、任意の選択肢を選び「接続」をクリックする

⑥接続連携が完了

LinkedInの連携方法

①HubSpotの右上「設定」から「ソーシャルメディア」を選択し、「アカウント」をクリックする

②「アカウントを接続」をクリックする

③接続するネットワークで「LinkedIn」を選択する

④HubSpotからアクセスを求められるため「許可する」をクリックする

⑤「接続するページを選択」というポップアップが表示されるため、任意のLinkedInページにチェックを入れ、「接続」をクリックする

⑥接続連携が完了

投稿の作成から予約までの手順

①左側サイドメニューの「マーケティング」>「ソーシャル」を選択する

②右上の「ソーシャル投稿を作成」をクリックする

③「編集」画面で、投稿をしたいSNSアカウントにチェックを入れる
※XやLinkedInなど、複数に同時にチェックを入れることが可能

④投稿を作成する際に「タブの切り替え」をするだけで、選択したすべてのSNSアカウントでの投稿を作成することが可能(右側ではそれぞれのプレビューを確認できる)

⑤メディアの挿入や、投稿予約日時の設定をし、右上の「スケジュール」を押して投稿/投稿予約完了

HubSpotとSNSアカウントの連携解除方法

もしもSNSアカウントの連携を解除する必要がある場合は、下記の手順で簡単に接続解除ができます。

また、接続解除をした後に再度連携をさせたい場合でも、何度でも連携をさせることが可能です(連携を解除しても過去のデータは保持されます)。

①連携時と同様に「接続」>「ソーシャル」>「アカウント」と選択して進み、
該当するSNSアカウントにカーソルをあて、出てきた「接続解除」の文字をクリック

②「アカウント接続解除」をクリックし、解除完了

SNS連携のプラスアルファ機能

投稿の下書き管理機能でリスクマネジメント

HubSpotのSNS連携機能には、投稿の下書きを保存し、後から編集・確認ができる機能も備わっています。

投稿の内容を事前にチェックしたり、SNS運用チーム内でのトンマナや文章チェックをすることもでき、投稿後の炎上リスクを未然に防ぐことができます。

また、下書き機能を使えば、複数のメンバーでログインし、チームで協力してコンテンツを作成したい場合にも便利です。

ストリーム機能で円滑なコミュニケーション

ストリーム機能とは、SNS上での企業アカウントとユーザー間コミュニケーションを監視することができる機能です。

この機能を活用することで、企業は自社のブランド名や商品名が書かれた投稿やコメントを監視することができるため、これまでブラックボックス化していたSNS上での自社への評価などをすべてチェックすることが可能になります。

また、危機管理目的の監視だけでなく、自社ブランドや自社商品に対してコメントしてくれたユーザーに対して、即座に反応を返すこともできるため、ユーザーと信頼関係を築くことができ、エンゲージメントの向上にも役立つ機能となっています。

こちらのストリーム機能は、Marketing HubのProfessionalプランまたはEnterpriseプランをご契約されているアカウントでのみ利用可能ですのでご注意ください。

SNS連携機能の活用でSNS戦略を最適化

いかがでしたか?

HubSpotとSNSアカウントを連携させることで、企業のSNS戦略をより効率的かつ効果的に行うことができるようになることをご説明してきました。

投稿のスケジュール設定や、下書き管理機能、ストリーム機能などの上手な活用により、SNS運用チームの業務効率化を図れるだけでなく、ユーザーとのコミュニケーションを円滑にとり、エンゲージメントの向上にも役立ちます。

SNSを上手に運用すれば、企業の成長をサポートする強力な武器になり得ます。

SNSマーケティングをさらにレベルアップさせたい企業様は、ぜひHubSpot Marketing Hubをご活用ください。

この記事を監修した人

髙山博樹

ナウビレッジ株式会社 取締役CMO

上場企業で勤務後、ナウビレッジ創業メンバーとして参画。 2年でマーケティングコンサルタントとして企業規模、業界に関わらず50社支援し、150のプロジェクトを経験。 マーケティング戦略の策定から実行(サイト制作や広告運用、SEOなど)に携わる。 CMOとしても自社のマーケティング領域におけるリード獲得やコンテンツ制作を担い、そこで得た知見を活用して社内外のマーケティング活動に役立てている。HubSpot導入支援サービスの責任者。

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