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HubSpotとKintoneを徹底比較!CRMの最適な選び方

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2025.03.26

2025.03.23

組織の顧客管理や業務効率化を強化するために、CRMの導入を検討する企業も増えています。
そこでよく検討の土俵に上がるのが、「HubSpot」と「Kintone」です。

どちらも高機能なツールですが、得意とする領域や提供する機能が異なるため、自社の目的や用途に応じて適切なツールを選ぶことが重要になってきます。

どちらが自社にとって最適か分からないとい方に向けて、
今回はHubSpotとKintoneの特徴や機能、料金、口コミなどの観点で比較を行いました。
CRM選定の検討にお役立ていただけますと幸いです。

こんな方におすすめ

  • HubSpotとKintone、どちらを導入すべきか迷っている方
  • CRMや業務管理ツールの導入を検討しているが違いがわからない方
  • マーケティング、営業、業務管理を効率化したい方

CMR選定・活用にお困りですか?

  • ・自社に合うツールがわからない
  • ・ 現状のシステムを使い切れていない
  • ・ HubSpotの詳細について聞きたい

このような課題に直面している方はHubSpot認定パートナーのナウビレッジへご相談ください。
HubSpotのプロフェッショナルが貴社の状況やニーズに応じて適切なプランや解決策をご提示し、伴走型支援によるスムーズな定着を実現します。

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HubSpotとは

HubSpotは、アメリカで創業されたHubSpot社によって提供されたCRMプラットフォームで、これまでに世界135か国以上で23.8万社以上に導入されています(2024年4月時点)。

CRM(顧客関係管理)をベースとして、マーケティング・営業・カスタマーサービスの業務をつなぐための機能を網羅するAI搭載のカスタマープラットフォームです。

CRM機能を軸に自社の成長に合わせて、マーケや営業、サービスなどの機能を拡張することができます。

インバウンドの思想を提唱しており、顧客を「惹きつける」「信頼関係を築く」「満足してもらう」を通して、最終的にビジネス成長を促進することを目指しています。

関連記事:
📚HubSpot(ハブスポット)とは?特徴や機能、料金、注意点を解説

HubSpotの製品群

前述のようにHubSpotは、CRM、マーケティング、営業、カスタマーサービス向けの製品を保有しています
それぞれの特徴は下記です。

製品概要
Marketing Hubマーケティング活動を通じたリード創出や業務を自動化することに特化。EメールマーケティングやSEO、SNS、広告などの機能を有する。
Sales Hub営業活動の見える化、効率化に特化。予実管理やEメールの追跡、ミーティングスケジュール、見積作成などの機能を有する。
Service Hubサービスと顧客のサポートを強化することに特化。チケット管理や顧客フィードバック蓄積、ナレッジベースなどの機能を有する。
Content Hubデジタルコンテンツの作成・管理に特化。ウェブサイトやランディングページの制作、記事や音声コンテンツの作成、SEO対策などの機能を有する。
Operations hubHubSpotとその他のシステムの同期やデータを整理するための機能を有する。業務プロセスを自動化することでチーム間の連携を強化することができます。

関連記事:
📚HubSpot(ハブスポット)とは?特徴や機能、料金、注意点を解説

Kintoneとは

Kintone(キントーン)は、顧客・案件情報の管理や業務効率化を実現するアプリがつくれる国産のクラウド型顧客・案件管理プラットフォームです。

アプリはプログラミングの知識がなくてもノーコードで作成でき、カスタマイズ性も非常に高いため自社の用途に合わせて作り込むことができるのが特徴です。

Kintoneの製品群

Kintoneには、HubSpotのような製品群があるわけではなく「アプリ」という概念があります。
このアプリは、業務の数だけ自由に作成することができるため、組織の業務フローや求める機能に合わせてカスタマイズすることができます

アプリ例
CRM日報見積書作成
プロジェクト管理勤怠管理経理処理
案件管理請求管理発注管理
企業間のやりとり在庫管理販促品管理

このようにCRMをはじめ、様々な業務管理をアプリで行います。

HubSpotとKintoneの料金比較

HubSpotとKintoneはどちらも機能の追加に応じて料金が変動するため、料金体系の大枠は似ています。

HubSpotの料金体系

HubSpotは、5つの製品にそれぞれ4つのプランがあります。
自社の特徴やフェーズに合わせたプランを追加することができます。

月額支払いと年間支払いの契約形態により月額料金も異なり、長期的な利用を検討している場合は年間支払いにする方が安く利用できます。

月額支払いの場合の月額料金

製品名無料
プラン
Starter
プラン
Professional
プラン
Enterprise
プラン
Marketing Hub期間制限なく
0円で利用可能
2,400円/月106,000円/月432,000円/月
Sales Hub2,400円/月12,000円/月18,000円/月
Service Hub2,400円/月12,000円/月18,000円/月
Content Hub2,400円/月60,000円/月180,000円/月
Operations Hub2,400円/月96,000円/月240,000円/月
出典:HubSpot価格表

年間支払いの場合の月額料金

製品名無料
プラン
Starter
プラン
Professional
プラン
Enterprise
プラン
Marketing Hub期間制限なく
0円で利用可能
1,800円/月96,000円/月432,000円/月
Sales Hub1,800円/月10,800円/月18,000円/月
Service Hub1,800円/月10,800円/月18,000円/月
Content Hub1,800円/月54,000円/月180,000円/月
Operations Hub1,800円/月86,400円/月240,000円/月
出典:HubSpot価格表

基本的には利用人数によって月額料金が変動します。

ただし、Marketing Hubは、マーケティング活動に利用するリストの数(例えば、メルマガ配信対象者数)によっても変動します。

編集を行わないユーザーには表示のみの権限を付与することができ、これは利用人数にカウントされないため、月額料金には影響しません。

また、年間支払いにするとディスカウントされるため、懐事情と相談して利用してみてください。

関連記事:
📚HubSpot無料版でできること、有料版との違い

Kintoneの料金体系

Kintoneは、3つのコースがあります。
コースによって利用可能なユーザー数や、作成できるアプリ上限数が異なり、自社の用途に合わせて選ぶことができます。

製品名お試しライト
コース
スタンダード
コース
ワイド
コース
Kintone30日間無料で
お試し可能
1,000円/月1,800円/月3,000円/月
出典:Kintone料金

Kintoneも、利用人数により月額料金が異なる仕組みになっています。

また、プラグインや拡張機能を利用したい場合に料金が発生するケースもあります。

HubSpotのプラグインは無料プラグインもありますが、基本機能や無料プラグインだけではカバーしきれない機能を拡張したい場合は、Kintone同様に有料プラグインの追加が必要で別途料金が発生します。

HubSpotとKintoneの機能比較

ここでは、HubSpotとKintoneの両者の機能について比較します。
HubSpotとKintoneはどちらも多機能かつカスタマイズ性が高く、自社のビジネスに合わせて拡張していくことができます。

そのうえで、HubSpotマーケティング・営業・カスタマーサービスにおけるデータの統合が強みで、インバウンドによるリード獲得や業務の自動化を行い、直感的にわかるUIで使いやすいプラットフォームを提供します

一方のKintoneも、直感的なUIで操作が非常に簡単という点は共通していますが、より自由度の高い業務管理やワークフローを構築するための機能を提供しています

ここからは下記の軸でそれぞれを比較していきます。

機能HubSpotKintone
顧客管理(CRM)
(マーケティング・営業・カスタマーサービス機能と統合可能)

(カスタムアプリで構築可能)
マーケティングオートメーション(MA)
(Marketing Hubで対応可能)

(標準機能なし・プラグインで対応)
営業支援(SFA)
(Sales Hubで対応可能)

(カスタムアプリで構築可能)
売上管理(帳票管理)
(Sales Hubのレポート機能で基本的な売上分析は可能、帳票管理は一部可能)

(カスタムアプリを作成すれば詳細な帳票管理が可能)
業務プロセス管理・ワークフロー
(ワークフローのカスタマイズが可能)

(自由に業務プロセス管理アプリを作成可能)
使いやすさ
(直感的なUIで、初心者でも操作しやすい)

(自由度が高い分、セットアップや慣れに時間がかかる)
カスタマイズ性
(プランにより制限あり)

(自由にアプリを作成可能)

 顧客管理(CRM)

HubSpotは、「HubSpot CRM」が顧客情報管理の機能を有しており、このCRMをベースとしてマーケティング・営業・カスタマーサービスの機能を連携し、各部門で得た顧客情報を一元管理できるようになっています
例えば、顧客情報(コンタクト)と企業、商談履歴、案件、問い合わせ(チケット)などの情報を一元管理するだけでなく、営業活動におけるメールや商談や電話などの履歴を紐づけたり、マーケティングキャンペーンとの紐づけをし、顧客情報を一元管理します。

一方Kintoneは、カスタムアプリを作成して顧客情報管理の機能を実装します
例えば「顧客管理マスタアプリ」を作成し、このマスタアプリに紐づく形で「案件管理アプリ」や「活動履歴アプリ」などを作成、紐づけして顧客に関する情報を管理します。自社が必要な機能をアプリとして作成することができるため、カスタマイズ性が高いのが特徴です。

マーケティングオートメーション(MA)

HubSpotでは、「Marketing Hub」を導入することでMA機能を使うことができます
HubSpot CRMとMarketing Hubはシームレスに連携できるため、CRMに蓄積されている顧客情報をもとにマーケティング活動を行うことが可能です。

以下はMarketing Hubの主な機能です。

・Eメールマーケティング(自動配信・ステップ配信)
・リードスコアリング
・フォーム作成
・CTA作成
・SNS配信
・広告配信 など

関連記事:
📚HubSpot Marketing Hubとは?特徴・機能・料金・メリットデメリットを徹底解説

その他の機能についての解説記事はこちら
📚HubSpotのメルマガ配信機能
📚HubSpotのスコアリング機能
📚HubSpotのフォーム機能
📚HubSpotのSNS連携機能
📚HubSpotの広告管理機能

一方、KintoneでMA機能を実装する場合、標準ではMA機能を備えていないため、外部MAツール(HubSpotやMarketoなど)との連携が必要になります

外部MAツールには、HubSpotのMA機能であるMarketing Hubも該当します。
以下は、連携可能な外部MAツールの一例です。

・HubSpot Marketing Hub
・Marketo Engage
・SATORI
・SHANON
・BowNow

連携するサービスにより実装できるMA機能は異なるため、事前に確認することを推奨します。
HubSpotのMarketing Hubとの連携については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

関連記事:
📚【HubSpotとkintoneの連携】マーケティングと営業を強化しよう!

KintoneとHubSpotの連携について相談する

営業支援(SFA)

HubSpotでは、「Sales Hub」を導入することでSFA機能を使うことができます
HubSpot CRMとSales Hubは接続されているため、CRMの顧客情報をもとに営業アプローチを行ったり、商談管理や商談プロセスの可視化をすることが可能です。
以下はSales Hubの主な機能です。

・営業案件管理および進捗管理(パイプライン・フォーキャスト)
・CRMへの商談履歴管理(メール・通話履歴などの自動記録)
・レポート・ダッシュボード機能でのデータ分析(売上・個々の業績など)
・タスク管理・メモ など

一方Kintoneでは、カスタムアプリを作成することでSFA機能を実装できます
例えば、顧客情報を管理する「顧客マスタアプリ」を作成し、その下に案件進捗を管理する「案件管理アプリ」を作成し、さらにその下に「活動履歴アプリ」「タスク管理アプリ」「請求管理アプリ」などを紐づけて作成するといった形で、営業の案件管理を行うイメージです。
このように、自社の営業プロセスに合わせた案件管理アプリを作成できます。

売上管理(帳票管理)

HubSpotでは、Sales Hubを導入することで売上管理が可能です
Sales Hubの「レポート」や「ダッシュボード」を活用して売上の推移を可視化できます。ただし、帳票作成機能はシンプルなものが多く、請求書の発行や細かな財務データの管理には向いていません。

一方、Kintoneでは、カスタムアプリを作成することで売上管理や帳票管理を自由に設定できます
特に、請求書・見積書の発行や、社内の売上データ共有など、企業ごとの業務フローに合わせた管理が可能です。

業務プロセス管理・ワークフロー

HubSpotでは、「Marketing Hub」「Sales Hub」「Service Hub」「Operations Hub」のうちいずれかのProfessionalプラン、またはEnterpriseプランの導入でワークフロー機能を利用できます
プログラミングの知識は不要で、ワークフローの型に当てはめてトリガーやアクションを設定するだけで、業務に必要なワークフローを簡単に組むことができます。

一方Kintoneでも、アプリ作成によりワークフローを簡単に組むことができます
こちらもプログラミングの知識は不要で、アプリ内にある「プロセス管理」という画面でフローを組んでいくことができます。

使いやすさ

HubSpotもKintoneも、両ツールとも使いやすさの観点では非常に優れています
HubSpotは、シンプルな画面で直感的に利用できるため初心者でもすぐに使いこなせるのが特徴です。特に、ドラッグ&ドロップで作成できるダッシュボードやコンテンツ、また簡単にデータを検索・編集できるCRMのインターフェースが高く評価されています。

一方、Kintoneは、プログラミング不要(ノーコード)で業務アプリを自由に作成できるため、自社に必要な機能を柔軟にカスタマイズできるのが特徴です。ただ、自由度が高い分「一番最初のセットアップに時間がかかる」という点も挙げられます。

カスタマイズ性

HubSpotもKintoneも、カスタマイズ性は高いツールと言えますが、より自社独自のCRMとして構築したい場合はKintoneが適しています

HubSpotでは、主に以下がカスタマイズ可能です。

・オブジェクト(顧客情報を入れる箱を自由に追加可能)
・プロパティー(顧客情報の項目を自由に追加・編集可能)
・レポートやダッシュボード(KPIにあわせたデータの可視化が可能)
・ワークフロー(条件分岐を組み込んだ自動化設定が可能)

ただし、HubSpotはあらかじめ決められたフレームの中でカスタマイズを行う仕組みとなっています。
HubSpot CRMに独自の機能を実装したい場合は、開発を行う必要があります
ナウビレッジではHubSpotの機能開発なども手掛けています。

HubSpotの開発について相談する

一方Kintoneでは、自社の業務プロセスに合わせた自由度の高いCRMにカスタマイズすることができます
ドラッグ&ドロップで作成した独自の業務アプリをベースとして、申請フローやタスク管理も独自のルールで設計できます。またプラグインの追加による機能のカスタマイズも可能です。

HubSpotとKintoneのサポート体制比較

導入が決まった後、重要になるのがサポート体制です。
ここでは2社のサポート体制と学習コミュニティについてご紹介します。

HubSpotのサポート体制

HubSpotのカスタマーサポート体制は以下のとおりです。

サポート内容詳細対象プラン
チャットサポートチャットを用いて質問可能。5分以内に返答があり、人またはAIがチャットで回答してくれるStarter以上
メールサポートメールを用いて質問可能。回答には1営業日ほどかかるStarter以上
電話サポートサポートチームと直接通話し質問可能Professional以上
ナレッジベースHubSpotの各種機能に関するナレッジを閲覧可能すべてのプラン
オンライン学習コンテンツHubSpotアカデミー」を無料で利用でき、HubSpotの機能について自己学習できるすべてのプラン
HubSpotコミュニティ・HubSpotユーザー向けのセミナーイベントのお知らせ
・お役立ちコンテンツのお知らせ
・掲示板での質問が可能
すべてのプラン
出典:HubSpotナレッジベース

HubSpotでは、カスタマーサポートチームが丁寧なサポートを提供してくれます。

Starter以上の有償プランではチャットやメール、電話でのサポートを無償で受けることができます。
※電話によるサポートはProfessionalプラン以上が対象

チャットサポートを利用すると5分以内にサポートチームから返答があり、正確で丁寧なサポートを利用することができます。

また、機能解説記事が集約されている「ナレッジベース」や、プランにかかわらずオンライン学習プラットフォーム「HubSpotアカデミー」、そして質疑応答やシェアができる「HubSpotコミュニティ」を無料で利用することができる点も非常に魅力的です。

ただし、上記のサポート機能において、社内の状況を踏まえたサポートを受けることはやや難しい部分があります。その場合は、パートナーが用意しているサポート機能を利用することを推奨します。

Kintoneのサポート体制

Kintoneのカスタマーサポート体制は以下のとおりです。

サポート内容詳細対象のお客様
チャットサポートチャットを用いて質問可能kintoneご契約中または無料お試し中のお客様のうち、
cybozu.com 共通管理者として登録されているお客様
メールサポートメールを用いて質問可能。回答には1~2営業日ほどかかるcybozu.com 共通管理者として登録されているお客様
電話サポートサポートチームと直接通話し質問可能kintoneご契約中または無料お試し中のお客様のうち、
cybozu.com 共通管理者として登録されているお客様
ガイドブック・セミナーKintoneの歩き方」や「ガイドブック」、「スタートガイドセミナー」などの閲覧が可能kintoneご契約中または無料お試し中のお客様
キンコミKintoneユーザー同士のコミュニティでの情報交換が可能kintoneご契約中または無料お試し中のお客様
出典:Kintone|カスタマーサポートのご利用

Kintoneでも、ユーザーが安心して活用できるようサポートチームによる充実したサポート体制が用意されています。

基本的にチャット・メール・電話での問い合わせサポートを受けることができ、特にKintoneの管理者向けに設計されたサポートが充実しており、システム設定やカスタマイズに関する疑問を解決できます。

また、ガイドブックセミナーなどのコンテンツも充実し、ユーザー同士で学びや悩みをシェアできる「キンコミ」も用意されており、基本的な操作やトラブル対応はオンラインで自己解決できる環境が整っています。

一方で、Kintoneは自由度が高い分、導入時の設定やカスタマイズが必要なケースが多く、より実践的なサポートを求める場合は、Kintoneのパートナー企業によるコンサルティングや導入支援を活用するのもおすすめです。

HubSpotとKintoneの評価・口コミ比較

HubSpotの評判・口コミ

良い口コミ

無料で使える基本機能が充実していることで導入ハードルが低いと感じます。
また他ツールとの連携も豊富で汎用性がかなり高いなと思います。
また会社の状態やフェーズによってシステム構築できる幅が多くあるので、使用し続けることができやすいものになっていると感じます
ITreview
使いやすいUI、特にレポートやダッシュボードについてはSalesforceより出来ることは少ない印象だが使いやすいだけに定着しやすいと言えると思います。使いやすいはCRMでは非常に大事です。なぜなら現場の皆さんがデータを使いこなさないと本当の定着がないからです。レポートやダッシュボードを情報システム部に投げるのではなく、自分で使って自分の組織の改善ポイントに気づけるようにするためには良いCRMと言えます。
ITreview
ユーザー エクスペリエンスは素晴らしく、操作や頻繁な使用が快適です。当社は小規模企業ですが、HubSpot の多様なツールにより、さまざまなマーケティング ニーズに対応でき、目標を効率的に達成できます。
G2.com

ネガティブな口コミ

無料で使用できる内容に関して制限が多いと感じます。
理想の構築を考えると有料プランに切り替える必要があり、その有料プランは汎用性はあるものの料金が高いように感じる。
ITreview
自社のビジネスにおいては今のところ改善要望はあまり無いが強いて言えば英語表記になっているものをGoogleChromeが翻訳しているためたまに変な日本語になる時がある点。
G2.com

Kintoneの評判・口コミ

良い口コミ

初めてノーコードツールを利用しましたが、分かりやすくて基本操作はすぐ理解できました。

操作画面には自社イメージを崩さない程度にデザインが多少含まれているのがちょうど良かったです。
装飾も一から自分でやらなければいけないような素っ気ない画面だと余計な時間がかかってしまいますが、それをしなくても画面の間が持つ感じだったので助かりました。
ITreview
優れている点・好きな機能
・クラウドサービスなので場所を選ばず利用できる
・テーブルを上手く使うと、親子関係が容易に表現できる
・日々の単純な入力に向いている
ITreview

ネガティブな口コミ

少し機能を増やそうとしたり、利便性を上げようとするとすぐ外部のプラグインが必要になる事。
もう少しデフォルトでできることを増やして欲しい。

検索機能が弱い。例えば、AAA1234という品番をつけていると、AAAや1234で検索してもヒットしません。AAA1234で完全一致したワードを入れないとヒットしないのは改善して欲しい。
ITreview
欲しい機能・分かりづらい点
・並び順など固定化されているものが多く、機能が増えたり拡張されたりといった印象が薄い
・自レコード内で完結できれば良いが、他のレコードとの組み合わせとなると厳しい
・出力順の指定など、ちょっとしたことを行う際にプラグインになる場合が多い
ITreview
価格帯等を考慮すると特に不満はありませんが、強いて言えば作成するアプリは手作り感があるので見た目にこだわる方は
向いていないと思います。見た目より使いやすさを重視する方であれば問題ないと思います。
ITreview

HubSpotが向いている企業

HubSpotは、マーケティング・営業・カスタマーサービスの業務・データを統合管理し、顧客との関係を強化したい企業に向いています

マーケティングオートメーション(MA)を活用したメール配信やリードスコアリングなどもでき(Marketing Hub)、ランディングページ・ブログ・ウェブサイト作成などコンテンツ作成機能も連携できるため(Content Hub)、コンテンツ作成とマーケティング活動を1つのツールの中で行いたい場合にも適しています。
また、インバウンドマーケティングによるリード獲得をし、効率的にリード育成や営業活動につなげたい企業にも向いています。

営業チームが案件の進捗を一目で把握し、営業活動を効率化できる営業支援(SFA)機能や(Sales Hub)、加えてカスタマーサービスチームへの問い合わせや対応進捗を管理する機能(Service Hub)も連携できるため、総合的にデータや機能を集約したい企業に向いています。

さらに、HubSpotは直感的なUIで使いやすく、無料プランも提供されているため、まずはスモールスタートで導入したいという企業や、SlackやGoogle Workspace、Salesforceなどさまざまな外部ツールと連携できるため、既存の業務システムと連携したいといった企業にとっても大きなメリットがあります。

Kintoneが向いている企業

Kintoneは、営業管理や案件管理を自社の業務フローに合わせて柔軟にCRMを構築できるため、独自のカスタムCRMを構築したいといった企業に向いています
ノーコードで業務管理アプリを作成できるため、社内にプログラミング知識をもつ社員が不在な企業にも向いています。

さらに、Kintoneはバックオフィス・製造・プロジェクト管理など、部門ごとに必要な異なる管理アプリを作成し、各部門の業務フローに合わせたシステム構築を行いたい企業にもおすすめです。

HubSpotとKintoneには、それぞれの良さがあり、企業の課題や使用用途によってどちらが適しているかは異なります。
まずは自社の解決したい課題を明確化し、どちらがよりその課題解決に強力なCRMとなり得るかをよく吟味して導入するようにしましょう。

HubSpotとKintoneは連携もできる

ここまでHubSpotとkintoneを比較しながら解説してきましたが、実はこの2つは連携させることもできます。
連携させることで、HubSpotとKintone間で情報をスムーズに同期しすることが可能になります。
連携作業はものの数分で完了し、データの連携も自動でほとんどリアルタイムに行われます。

HubSpot側でのマーケティング活動で獲得したリード情報をkintone側にすぐに同期して、すばやく営業活動に移行することができます。
また、kintone側で更新された情報もHubSpot側に同期することも可能です。

顧客情報を正確に管理して各部門の活動を効率化することができます。

HubSpotとKintoneの連携に関しては、以下の記事でも解説しています。

関連記事:
📚【HubSpotとkintoneの連携】マーケティングと営業を強化しよう!

自社の目的にあわせて適切なCRM・MAを導入しよう

いかがでしたか?

CRMの検討の土俵によく上がる「HubSpot」と「Kintone」。
どちらも高機能なツールですが、得意とする領域や提供する機能が異なるため、自社の目的や用途に応じて適切なツールを選べると良いですね。
ぜひ、今回解説したHubSpotとKintoneの特徴や料金体系などを参考に、CRM選定の検討にお役立ていただけますと幸いです。

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この記事を監修した人

髙山博樹

ナウビレッジ株式会社 取締役CMO

上場企業で勤務後、ナウビレッジ創業メンバーとして参画。 2年でマーケティングコンサルタントとして企業規模、業界に関わらず50社支援し、150のプロジェクトを経験。 マーケティング戦略の策定から実行(サイト制作や広告運用、SEOなど)に携わる。 CMOとしても自社のマーケティング領域におけるリード獲得やコンテンツ制作を担い、そこで得た知見を活用して社内外のマーケティング活動に役立てている。HubSpot導入支援サービスの責任者。

CMR選定・活用にお困りですか?

  • ・自社に合うツールがわからない
  • ・ 現状のシステムを使い切れていない
  • ・ HubSpotの詳細について聞きたい

このような課題に直面している方はHubSpot認定パートナーのナウビレッジへご相談ください。
HubSpotのプロフェッショナルが貴社の状況やニーズに応じて適切なプランや解決策をご提示し、伴走型支援によるスムーズな定着を実現します。

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